
こんにちは。ニューヨーク州立大学に正規留学しているReiです。
先日、日本で購入した1年も経っていないiPhone Xを水没させ、復活したものの画面上の反応がなくなり、緑とピンクのライン(わりとカッコイイ)が出てしまったので、早急にApple Storeへ行って新しいSIMフリーのiPhone Xs Maxを購入してきました。
iPhone Xを水没させてしまったので、念願のアメリカ製iPhone XS Maxを手に入れました🔥
写真撮影時に音がなるアホな日本製iPhoneやっと卒業できた^ ^
今回の購入で学んだことが多かったので、アメリカでのiPhone購入について近々記事でまとめます! pic.twitter.com/zZN0LBWpLv— Rei🇺🇸英語ブログ (@uver0527rei) 2019年3月8日
最初はAppleのオンラインストアで購入しようと試みましたが、額がそれなりに大きかったためか手持ちのクレジットカードやプリペイドカードが全て拒否されてしまったので、仕方なく片道3時間かけて、プラッツバーグ(Plattsburgh)という田舎町からアルバニー(Albany)というそこそこ発展した都市までバスで行きました。
実はアメリカへ来てから初めてiPhoneを購入したので、注意点やネットには載っていない情報など学ぶことがたくさんありました。
そこで今回の記事では、
- アメリカでのiPhone購入方法
- 購入する際の注意点
- アメリカ製と日本製の違い
- 日本と海外のアップルケア
- Apple Storeで使える英語表現
などにフォーカスして書きました。これからアメリカ留学や旅行でiPhoneの購入を考えている方にとって参考になれば嬉しいです。
Contents
アメリカ製のiPhoneを手に入れる方法4つ
まずはアメリカ製のiPhoneを手に入れる方法をそれぞれ紹介します。最後に紹介するものは日本にいながらでも海外のiPhone(SIMフリー)を手に入れることができる裏ワザです。
公式のオンラインストアで購入
アメリカで使えるクレジットカードまたはデビットカードと、アメリカ国内に住所を持っている方は、店舗に行かずに公式のオンラインストアで購入することができます。キャリア、SIMフリーどちらでも選べますが、しっかりと自分の欲しいiPhoneをカゴに入れるようにしましょう。
冒頭に書きましたが、私の場合はクレジットカードの限度額が学生のためそこまで高く設定していないので、高額なiPhoneをオンラインでの一括支払いはできませんでした。デビットカードも持っていますが、アメリカの口座にはほとんどお金を入れていなかったのでこの方法は諦めました。
米Apple Storeで直接購入
最も確実かつオススメなのがやはり店舗での直接購入です。さすがのApple、店員さんは親切ですし知識もすごい。また、在庫も豊富なので安心して購入することができます。
今回はオンラインで使えなかったカードでも、しっかりと一括支払いできました。
海外通販サイトで購入
実は日本にいながらも海外のiPhoneを手に入れることができます。Etoren.comという通販サイトでは、Apple製品を含めた海外の家電製品を購入することができます。サイトも対応も全て日本語なので誰でも簡単に海外のiPhoneを手に入れることができます。
最新機種のiPhone 11やiPhone 11 Prpも在庫があったので驚きでした。ここでももちろんSIMフリーの端末を購入することができます。
最短で翌日に届き、返品保証もついているので安心です。日本にいながらシャッター音が鳴らないiPhoneを手に入れたい方には、オススメです。
私の友達もEtoren.comで購入して、問題なく日本で使えていました。
海外在住の友達に頼む
海外に住んでいる友達がいる場合は、その方に頼むのも1つの手段です。友達が帰国、または旅行から帰ってくる際に頼んで海外のiPhoneを手に入れるのも確実です。
ちなみに僕のリア友で、海外のiPhoneが欲しい人は相談してください^^
アメリカでiPhoneを購入する時の注意点
ここではアメリカでiPhoneを購入する前にしておくべき準備の内容や、注意点を紹介します。
「技適マーク」に注意
「技適マークがない」iPhoneを含む海外のスマホには、日本では使ってはいけないことになっています。日本で販売されているiPhoneにはこのマークがついていますが、一部の海外のものにはありません。
マークがなくても操作上はほとんどの場合問題ありませんが、注意点としてはマークがないiPhoneを日本で使うと、電気通信事業法という法律違反になることがあります。
日本で使う予定がある方は、購入する前にマーク付きのiPhoneがあるか、お店の方に聞きましょう。
確認方法は、iPhoneの「設定」から「一般」→「認証」に進むとそれぞれの国のマークを確認できます。
対応周波数に注意
海外のiPhoneはモデル型が違うので、対応している周波数・通信方式もそれぞれ異なります。SIMフリーであっても、それに対応した型でないとうまく作動しない場合があります。
少し厄介なのが、同じモデル番号でも、通信方式だけ違う端末があります。例えばiPhone 6ではGSMとCDMA版の2種類があり、日本に対応しているのがCDMAのみになります。
香港や欧州ではGSMが主流ですが、アメリカでは日本でも使えるCDMA版が主に売られています。
キャリアとSIMフリーiPhoneの違い
キャリアiPhoneとは日本で言うと「au」、「docomo」、「Softbank」の回線を使ったものです。アメリカでは、「At&T」、「Sprint」、「T-mobile」、「Verizon」などが主流です。
そして私が購入したのがSIMフリーiPhoneで、キャリアだと2年縛りがありますが、SIMフリーの場合は自分の好きなキャリアを自由に選び、いつでも変更できます。Wifi環境下以外でネットを使うには、SIMカードを本体に挿入する必要がありますが、これがいわゆる「UQ」や「mineo」などの格安SIMになります。
格安SIMの主なメリットとしては、名前の通り通信費がキャリアよりも大幅に安い点です。キャリアで5000円のプランを、格安SIMではその半額以下で同等のサービスを受けることもできます。
アメリカでも格安SIMカードはあるので、長期的に留学する方や移住を考えている方はそちらの方がずっとお得です。
海外で使えるカードを用意しよう
店舗でもオンラインでも買う場合でも、海外で使えるカードが必要になります。学生の場合はLIFEカードというクレジットカードがオススメです。LIFEカードは学生専用ですが、年会費が無料、海外保険も充実しており、海外で使えば使うほどポイントが貯まります。
ちなみに私はプリペイドも愛用しており、キャッシュパスポートとマネパカードを持っています。この3つは海外留学へ行くなら必ず知っておくべきカードです。
アメリカに免税制度はなし
日本や他の東南アジア、ヨーロッパの国では、旅行者がある程度の金額の買い物をその国でした場合、税金返還申請をすると支払った金額の一部が返ってきます。
簡単にいうと、「その国に住んでいる人に向けての税金なので、旅行者の人には返しますよ。」という法律です。しかしながら残念なことにアメリカではそのような法律はないので、アメリカ人と同様に税金を毎回払う必要があります。
しかし、アメリカでも空港では免税制度が適応されます。
国内版iPhoneのメリット・デメリット
次に国内で購入するメリットとデメリットを紹介します。
日本製は海外でも使える優秀なモデル
上で書いたように、国ごとに周波数が異なるので、より多くの周波数に対応しているiPhoneであれば海外旅行のときでも気にする必要はありません。
そして日本製のiPhoneは比較的に対応周波数が広いので、海外でもほとんどの場合問題なく使うことができます。
格安SIMとの相性が良い
SIMフリーのiPhoneを使用する場合、MVNOの格安SIMが人気です。端末によっては格安SIMとあまり相性のよくないものもあり、うまく動作しない場合もあります。
しかし国内で販売されているiPhoneはほとんど動作の確認ができているので海外のものに比べて安心です。ちなみに私は日本のSIMカードも持っており、日本に一時帰国時に日本のSIMカードをアメリカ産のiPhoneに入れましたが全く問題なく使えました。
シャッター音を消せない
これは日本のiPhoneの最大のデメリットですね。写真撮影時に音を消せないのは日本版のみです。これには文化的な背景もありますが、あまりにも「カシャッ」という音があるので海外の静かな場面で使うのは気が引けますよね。
日本の美術館や博物館で写真撮影が禁止されていることが多いのは、写真を撮ってはいけないのではなく、撮影時の音が迷惑になるからという理由もあるようです。
もちろん盗撮や迷惑行為防止にはつながりますが、日本のiPhoneのシャッター音はとにかく不評です。無音カメラのアプリ等もあるし、法律で禁じられている訳でもないので消すべきだと考えています。
海外版iPhoneのメリット・デメリット
次に海外で購入するメリットとデメリットを紹介します。
シャッター音を消せる
これですよね。海外の人からしたら当たり前ですが、iPhoneの写真のクオリティを無音で、アプリを通さずに迅速に撮影できるのは我々日本人からしたら感動ものです。
無音撮影は本当に快適ですよ。授業中にホワイトボードやスライドをすぐに撮影できるし、バスや電車でも窓から気になったものがあれば気軽に撮影できます。
ちなみにマナーモードでない場合はアメリカのiPhoneも音が鳴るので注意してください。
州によってはかなり安く買える
もともと日本よりも数千円ほど安いiPhoneですが、州によって税率が違いのでその値段も変わります。オススメはオレゴン州で、消費税が無いのでかなり安くなります。ポートランドにストアがあります。
ちなみにオレゴン州に加え、モンタナ州、デラウェア州、ニューハンプシャー州は消費税が0%です。
「技適マーク」がない
日本に頻繁に帰らない方はあまり気にする必要がありませんが、主に日本で使う予定の方は「技適マーク」のついたiPhoneを購入することをオススメします。
アメリカでもマーク付きのiPhoneはありますが、かなり数は限られているようです。私はお店に在庫がなかったのでマーク付きは買うことはできませんでした。
機能の違いに注意
海外の国内のサービスに対応していない場合があります。おサイフケータイやSUICAは日本独自のサービスで、日本で売られているiPhoneはそれらに特別に対応しており、海外のiPhoneだとそういった機能が使えない場合があるので注意しましょう。
日本とアメリカのApple Careについて
アメリカと日本のApple Care違いや特徴を簡単にまとめてみました。
日本のApple Careでもアメリカで適応対象
今回は日本で買ったiPhone X(Apple Care加入済)を壊して、アメリカのApple Storeでの交換だったので、出来るかドキドキでしたが、なんの問題もなくアッサリ新しいiPhone Xを手に入れることができました。
すぐに用意は出来ないので後から郵送で送ると言われこんな感じで届きました。本体のみで充電器やイヤホンはなし。ちなみに新しいXは、iPhone XS Maxを購入したので日本の友達に格安で売りました(優しい)。
店員さんによると、アメリカのApple Careでも日本で使えるようです。
米Apple Careの方が充実している
こちらはあまり知られていないようですが、米国版Apple Careでは、盗難や紛失に関する保証を追加できます。これは日本にはないプランです。
日本と比べてスリや盗難などの被害が比較的に多いアメリカなので、このプランは需要がありそうです。こちらはストアの購入でも24回払いの選択が可能です。
- AppleCare+: $199または$9.99の24回払い
- AppleCare+ with Theft and Loss: $299または$14.99の24回払い
携帯ショップで使えるフレーズまとめ
ここでは英語が苦手な方や、海外での購入が不安な方向けによく使われるフレーズをまとめてみました。
店員がよく使うセリフ
自分が使うフレーズ
まとめ
いかがでしたか?今回はアメリカでiPhoneを購入する際の手順やポイントを解説しました。写真をよく撮る私は海外のiPhone派ですが、やはり無音でカメラを使えるのは本当に便利です。
写真をよく撮る人は海外のiPhone一択だと思いますが、日本のiPhoneの音が消せるようになれば良いですね。
ちなみに壊れたiPhone Xはこんな感じです↓