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NYの大学を成績優秀者として卒業しました!【母子家庭・元英語嫌いの米国留学】

こんにちは、Rei(reimatsuda7)です。

2020年12月12日にニューヨーク州立大学プラツバーグ校を成績優秀者(Cum Laude)として無事に卒業しました!

今回の記事では、アメリカ正規留学を通して学んだ事、卒業した現在の心境、今後の進路について書くとともに、これまで支えてくれた家族や友達、そしてReigoの読者の方に対しての感謝を伝えたいと思います。

米国での大学生活 ~学んだ事や気付き~

初めて外国で生活をするにあたり、気付いたことや学んだことがたくさんありました。米国留学をまずは振り返りたいと思います。

勉強するには最高の環境

「アメリカの大学は入るのは簡単だけど出るのは難しい」これはよく聞く話ですが、個人的には入るのも出るのも難しいと思いました。入るのもやはり努力は必要で、簡単という事は決してないというのが率直な感想です。卒業するが難しいという点については、当たり前のことをこなせば卒業はちゃんとできると思いました。しかし、どのクラスも毎授業に出る課題は大量なので、勉強熱心でもそうでもなくても必然的に勉強量は多くなります。

米国の大学生は本当によく勉強をします。テスト期間関係なく図書館に住んでるの?というくらいの勢いで、みんな自分を追い込み猛勉強。あの環境では泥臭く勉強する人がカッコよくて、しない人はダサい。私が通っていた大学はアメリカで言うと中堅大学レベルですが全員が勉強熱心でした。名門でなくても必死に勉強する環境があるのは、日本の大学全体と比べるとすごいなと思いました。

ご存知の通り、私は元々勉強は得意ではなく、高校時代までずっとサッカーにのめり込み、勉強はほとんどしてこないような学生でした。しかし、自分もそんな環境で頑張っていたら、高校でサボった分を取り戻せ、日本の友達を4年間で追い越す事さえできました。そのぐらい勉強する環境です。

教授に近い1番前の席は取り合いになることも少なくなく、高校時代まで後ろの席を好んで座っていた私でさえ、教授とよりコミュニケーションが取れる前の席をいつも狙って陣取っていました。

授業のスタイルも日本は講義型が一般的ですが、アメリカではディスカッション型が多いのが特徴。もちろんシャイな人も中にはいますが、ビックリするほどアメリカの学生は恥ずかしがる事なく自分の意見を発言します。いつもはパーティで騒いでいるパリピ系女子も、授業中は人が変わったように真面目になります。それがたとえ当たり前のことや重要な事でなくても、とりあえず自分の意見を伝えます。

これがとても重要で、日本では発言をせずに意思疎通する事も多いと思いますが、アメリカでは発言しない=意見が無い人間と言う風に認識されます。この環境では逆に発言しない方が恥ずかしく、なぜその場にいるのか問われます。日本の教育をずっと受けていた私にとって(しかも英語で)すごく勇気のいることでしたが、呼吸するように挙手・発言するアメリカ人を見て、これが私の中でも気付いたらスタンダードになりました。

アメリカ人が勉強に熱心な理由の1つとして、やはり学歴社会そしてGPAが大学院進学と就職に大きく関わってくるからだと思いました。日本の就活ではあまり大学の成績は聞かれないかもしれませんが、こちらでは様々な局面で重要になってくる数字です。

そういった意味で、アメリカの大学に通うと、自分で追い込まなくても、環境がそうさせるので学ぶには最高の環境だなと思いました。こちらは私がニューヨークの大学でAを取るために実践・意識していた事をまとめたので良ければ読んでみてください。

英語だけを集中して学べる留学前は貴重

アメリカや海外の大学に正規留学している学生はわかると思いますが、学部の授業が始まると英語の勉強どころではなくなります。もちろん英語に触れる時間は多くなり、論文や教科書を読む事でリーディングは上がり、専攻分野の単語力も徐々に付いていきます。

しかし、毎日出大量の課題やエッセイ、そしてテストをこなす正規留学生にとって英語だけを学ぶ純粋な英語学習の時間を作るのはほぼ不可能だと思った方がいいです。今思うと他のことを何も気にせず英語学習に集中できる環境は貴重だったんだなと心の底から思いました。私は留学前に英検1級に合格し、IELTS7.0を取りましたが、英語力は全く足りず、現地の学生に付いていくのに必死でした。

また、留学中は毎日何らかの形で英語に触れるからこそ、英語の勉強をした気分になりやすいです。もちろん英語圏に生活するだけで多少は勉強になりますが、実は慣れているだけで英語力はそんなに付いていないという人をたくさん見てきました。

だからこそ留学中でも意図的にインプットをしないと、話したり書いたりする英語の質は上がりません。私の場合はインプットの目的で、アメリカの大学に進学してからもほぼ毎日オンライン英会話を通して、ニュースを使い時事問題についてディスカッションしていました。このおかげで安定して語彙や表現の幅を増やせたと思います。

留学していたらオンライン英会話は必要ないのでは?と言われますが、留学しているからこそ何らかの形でインプットの時間を1日15分でも作るべきだと思います。

少々話が逸れてしまいましたが、「留学前に日本で極限まで英語力を高めよう」という意識がすごく大事です。正規留学の目的はあくまでの英語の勉強ではなく、学部の勉強がメインです。大学留学の場合は、最低限IELTS6.5や英検準一級は取っておく事をオススメします。

若者の政治に対する意識の違い

アメリカの大学に進学してビックリしたのが、若者の政治に対する意識です。私はクリントンVSトランプ、バイデンVSトランプという歴史的な瞬間をアメリカで過ごしましたが、大学生の間でも選挙期間の盛り上がりは相当なものでした。

選挙期間、私の友達は授業中も四六時中選挙のサイトを開き、状況を確認。夜はPresidential Debateを友人と集まって観ます。テレビに向かって怒鳴ったり、そうだそうだと共感したり、選挙すら行かない私の日本の友達とは大違いで、驚くと同時に、少し羨ましく思いました。

投票日は、平日でも学生が選挙に行けるようにと、私の大学の多くの教授がその日だけ授業をオンラインにしたり、録画形式にしたり、オンラインで提出できる課題のみにしたりと、その配慮にも感動しました。

そんな光景を何度も留学期間に目の当たりにした私は、自分の政治に関する無知さに恥ずかしくなりました。

政治以外のトピックでも、日本人という事で授業中に「日本ではどうなの?」と習慣や文化に関するディスカッションが行われるたびに聞かれたので、歴史を含め日本の事を勉強することは英語学習と同じくらい大事です。

自分が外国人になるという事

日本で日本人だけに囲まれて20年近く生活してきた私にとって、アメリカ留学を通して、自分が「外国人になる」を初めて経験しました。私の大学はニューヨークといっても田舎の方なので白人が多く、アジア人はかなり少数派でした。

もちろん、日本人やアメリカ人など、何人という定義をしようとしても、国籍を持っているかどうか、どの国で生れ育ったのか、考え方によっては様々なのでなかなか難しいと思います。

しかし、私を含め、日本で生まれ育って、日本国籍を持ち、日本語が第一言語で、人生のほとんどを日本で過ごした私にとって、「あなたは何人ですか?」と聞かれた場合、日本人と答えるはず。

特に島国かつ移民を受け入れてきた歴史がない日本から出た事がない人と、そうでない人では感じるものがまるで違うように見えます。マイノリティとして生きることの心細さ、言葉の障壁を感じる事で、気付く事はたくさんありました。そもそも外国人というだけで、アメリカの大学に払う学費は現地の学生の3倍以上、免許を取るにしてもバイトをするにしても必要な書類も何かと多くなってきます。そういった意味で外国人として生活する事は大変でした。

なので、日本企業が留学生を低賃金で働かせているようなニュースを見たり、カタコトの日本語を話す外国人のコンビニ店員を馬鹿にするような発言がたまに炎上しているのを目にすると胸が痛みます。

前者は完全に悪ですが、後者に関しては自分が外国人として一度生活しないと、東京のいたるところにいる外国人のコンビニ店員の凄さはわからないのかもしれません。学生として異国の地で日本語という外国語を駆使して、母国にはもしかしたら無いであろうおもてなし、丁寧な接客などマルチタスクをこなす彼らは本当に尊敬に値しますし、すごい事です。

外国人として苦労する事で、今度は自分が日本にいる外国人に優しくなれます。この気付きを得る事ができて、本当に良かったです。

ただ、日本人に関しては「(意識的な)差別」というよりも、周りに日本人以外居ないから来るXenophobia(外国人恐怖症)、そしてこれが(無意識な)差別いわゆるMicroagressionになっていると思いました。

根本的な原因はやはり知っているか否か、さらに言うと自分が経験しているか否かであり、どちらの差別も解決は同じなのかもしれません。

「ハーフの子を産みたい!」みたいな発言を友達から聞くとドキッとしますが、本人的には悪意がなくてもやはり気にする人もいるのは事実。

なので、私は傷付く人がいる事を知っているので、英語学習界隈でよく聞く「純ジャパ」という言葉も一度も使った事がありません。

世界中に友達ができた

ニューヨークという土地柄、世界中の人が集まります。特に私の通っていた大学は当時100カ国以上からの留学生が集まっていたので、アメリカにいながら様々な文化体験ができ、世界中に友達ができました。

中国人の友達に招待され、一緒にチャイニーズニューイヤーを祝ったり、イタリア人のルームメイトにイタリア料理を作ってもらったり、エチオピア人の友達と一緒にエチオピア料理を作ったり、ベトナム人とフォーを作ったり、ブータン王国出身の友達とアゼルバイジャン出身の友達が大学卒業直後に結婚し、両国の文化を混ぜ合わせたような結婚式に参加したりと新しい体験に溢れた留学生活でした。

また、私の地理の知識不足もありますが、キプロス、チュニジアなど今まで聞いたことのない国の友達もできました。このように全世界に友達ができて、世界がより身近に感じるようになりました。将来は世界一周ついでに、ニューヨークで作った友達に会いに行くのが夢です。

世界中に友達ができた私ですが、ある友人から言われた「帰る国が日本ってReiはラッキーだね。」この言葉がとても印象に残っている。

これはコロナ渦に、ある国からの留学生から言われた言葉です。彼の母国の政治は安定しておらず、コロナで国境も閉ざして帰られない状態でした。また、生活水準もアメリカや日本よりも低く、そんな国から来ている留学生は巨額の奨学金という借金を背負っていることも少なくありません。

そんな彼らにとって卒業後に母国で働くという選択肢はなく、学業でも就活でも日本人とは目の色が違います。少子高齢化や衰退途上国など色々言われている日本ではありますが、卒業後やコロナでもいざとなったら日本へ帰り、仕事を見つけ、平和に人並みの生活を送ることができるのはとても贅沢なのだとハットさせられました。

頑張れば頑張るほど評価される国

アメリカの大学に通ってみて思ったのは、勉強でも何でも頑張れば頑張るほど評価され、上を目指せるという事。私の場合は失うものは何もないという姿勢で、アメリカ留学に本気で挑みました。母子家庭の私にとって返済不要の奨学金を貰えなくなる=大学を辞めなければならない、そんな状態でした。

また、アメリカ留学実現にあたって多くの人にサポートしてもらった私は、そんな人たちに恩返しするためにも学業で功績を残す必要がありました。もちろん純粋に学びたいという気持ちもありましたが、そういった背景が私を駆り立て、大学時代は学業や課外活動とてもアクティブに過ごせました。また、専門学校時代も含めて5年間無遅刻無欠席でした。

その甲斐あってか、ニューヨークの大学に入学してから毎学期成績優秀者リスト(Dean's List)に載り、GPAが高いという理由だけで大学時代はとても優遇されました。

まずは奨学金。私の場合は成績優秀者として330万円の返済不要の奨学金を大学から受け取り、Honor Societyという、いわゆる優等生学会にも招待され、ここでもメンバーの特権として奨学金を貰いました。また、American Marketing Associationという米国最大のマーケティング協会の学生役員も務めていたり、大学主催の学生起業家コンテストで入賞したり課外活動など、とても行動的だったので、多くの教授と仲良くなりました。

そのおかげでマーケティング学部においての最優秀生徒に選ばれたり、そこでも表彰され$1,000の奨学金を受け取ったり、カンファレンスやビジネストリップなど大学を代表として参加しました(その時の費用は全て大学持ちです)。

私の場合は運など、恵まれた部分はあったと思いますが、このように留学生であっても、努力をすれば結果を出せる、そしてその努力をしっかりと評価をしてくれる環境があると思いました。このように私のようなバックグラウンドでも、必ずチャンスは巡ってきます。

卒業生代表としてスピーチ

学業での成績や今までの功績が認められたからか、卒業式では学生代表としてスピーチを任されました。オンライン卒業式だったので、事前に録画したスピーチの動画を送るという形だったのが少し残念ですが、スピーカーに選ばれた時はすごく嬉しかったです。

異国の地で卒業生代表のスピーチをした事は、一生の誇りです。スピーチは恥ずかしいので、ここには載せませんがYouTubeで探せば出てくると思います(笑)

私にとってアメリカ留学の実現は奇跡

私にとってアメリカ留学に対する思いは特別なものでした。多くの方にサポートをして貰い、私自身もアメリカ留学を目指す上で犠牲にした事はたくさんありました。こんな人でもアメリカの大学に進学して、卒業できたんだから私にもできる!と思って頂ければ嬉しいです。

高校3年生で英検3級に落ちたのがスタート 

上では少々自慢っぽく、ニューヨークの大学生活での功績を書き並べたので、もしかしたら元々勉強や英語が得意で、高校も海外だったのではと思う方もいるかもしれません(いなかったらごめんなさい)。

しかし、私は高校3年生の夏の時点で、英検3級に落ちるくらい英語ができませんでした。当時一緒に受けた中学生は全員受かり、私だけ1人不合格。Be動詞ですら理解していませんでした。これが私のスタートです。

しかし、そこからある英語塾に入り、本気で英語学習を開始。そこでの師匠との出会いが私の人生を変えました。私の恩師はただ英語を私に教えるのではなく、英語の勉強方法を教えてくれました。そして英語の可能性や楽しさも同時に教えてくれ、恩師のやり方が私にはハマり、どんどん英語の世界にのめり込みます。

入塾して1ヶ月後にはもっと英語に触れたいと思うようになり、海外大学に行きたいと思うようになりました。そこで私は日本の大学ではなく、海外の大学に編入するための専門学校に進学を決めます。専門学校には1年間で海外大学編入に必要な英語力と単位を取得するコースがあるのですが、説明会では、私の英語力では入れても1番下のクラス。そうなると専門学校卒業後も、編入前に現地の語学学校に通うことになると脅されます。

語学学校は1ヶ月で30万円以上と、かなり高額です。正規留学生ならわかると思いますが、お金持ちでない限り、語学学校は絶対に避けたい場所。なぜなら日本でも学べることを2倍、3倍の値段で行い、大学編入もどんどん遅れるからです。母子家庭の私にとってそれは必ず避けなければなりませんでした。

そういった背景もあり、私は専門学校の1年コースではなく、2年コースに入学を決めます(日本で準備する方が金額的に安かったため)。最初の1年間は英語に集中し、2年目の海外留学コースで1番上のクラスに入るというプラン。そしてその間に貯金、寝る間も惜しんで勉強し、学業にも励んで給付型の奨学金を勝ち取るという戦略。無謀ではありますが、そのつもりで留学準備を始めました。

その日からはテレビもゲームも全て辞め、友達には「目標達成するまで遊べない」と宣言し、毎日狂ったように英語を勉強しました。この期間についてはこちらの記事に詳しくまとめているので、ぜひ読んでみてください。

その甲斐あってか、専門学校の留学コースでは帰国子女だらけの1番上のクラスに入ることができ、英検3級不合格からわずか2年と半年で英検1級に合格することができました。IELTSも留学前に7.0を取得し、TOEICも965点を超えました。

また、上に書いた大学からの奨学金に加え、埼玉県からも返済不要の奨学金120万円を受け取りました。

私の周りにはバカにしてくるような悪い友達はいませんでしたが、今まで勉強できないキャラでいつもふざけたり問題を起こしていた自分が「アメリカの大学に行く!」と宣言した時は、冗談だと思われていました。

私の運営している英語塾「Reigo Academy」で学ぶ生徒も、そういったコンプレックスを抱えている子が多いですが、どんなにスタート地点が低くても、正しい努力をすれば誰でも英語が出来るようになるのはもちろん、留学の切符も掴めると思っています。私より英語ができない人に出会うことはほとんどないです。そんな私ができたのなら、誰でもできると思っています。

母子家庭の人が留学を目指すという事

母子家庭といってもさまざまだと思います。養育費を払ってもらえている人やそうでない人、小さい頃に両親が離婚した人や成人してからの人など。私の場合は、小学1年生くらいの時に両親が離婚し、父親の方が養育費をほとんど払わないというかなり最悪なパターンでした。

そんな私でも、今まで多くの方のサポートがあったおかげで、そもそも努力をすることが出来る環境に恵まれ、アメリカの4年制大学を卒業まですることができました。しかし、私にとっては大学に行くということ自体が大きな決断でした。

母親的には高校卒業後、本音はすぐに就職して欲しかったと思います。母は私が留学したいと言った時、「お金の保証とかは正直できないけど、Reiがしたいなら本気で目指しなさい。」と言ってくれました。

純粋に英語を学びたい、出来るようになりたいという気持ちもありましたが、それ以上に私が頑張れた理由は、親が嫌な顔せずに、こうして目標を肯定してくれたからでした。

ニューヨークでは色々な国の友達が出来ましたが、大学生活やコミュニティ、あとはTwitterを通しても海外大学に通う日本人の友達や知り合いがたくさん出来ました。

海外大学に進学する日本人は優秀な人が多く、私自身そういう人に囲まれてとても勉強になったり、自分がそういった人たちと同じ場所に立てていることを不思議に思う事もありました。

しかし、日本人留学生と話している時にはよく違和感を抱いていました。そしてこの違和感は、育ってきたバックグラウンドや金銭感覚、今まで受けいた教育などの違いから来るものでした。

もちろん全員ではないですが、海外で出会う日本人は両親が海外大の学費をローン無しで払えるほど裕福であったり、インターや海外経験が豊富な人がやっぱり多いと感じました。私のように母子家庭出身であったり、両親は高卒という人はかなり少ないです。

実際に私が英語の大切さに気付いた高校3年生やサッカーだけしていた間に、既に英語で教育を受け、海外経験もあり、様々な課外活動をしているのです。もちろ彼らも努力はして、違った大変さもあるのですが、私にとってアメリカ留学は容易ではなく、そもそもスタート地点では正規留学を目指せる所にいませんでした。

物凄く努力家で優秀で、活躍している人が「私は確かに恵まれてた、でもそれ以上に努力そして苦労もした。」と言っても、もちろん努力は素晴らしい事。でも、そもそも努力さえさせて貰えなかった、そんな人もいるという事を知ってもらえたら嬉しいです。私の周りにはそんな人がたくさんいます。

最初に置かれた環境によって回ってくるチャンスの量や質は変わるという話をすると、同じような環境に置かれた人でも努力なしにチャンスは掴めないと言われそうですが、それはまた別の話なのかなと思います。

もしかしたら私は母子家庭出身の中でも、こうしてアメリカ留学を達成できたので恵まれた方なのかもしれません。しかし、他の海外大生の育ってきた環境や親の経歴を比べると、笑えるくらい自分のものと違います。

そんな私だからこそ、発信出来ることはたくさんあると思っており、これからも母子家庭など何らかの事情があり、留学が困難ではあるが本気で目指したい人のために活動したいと思っています。

Reiの今後について

ニューヨーク州立大学を卒業し、私の今後の進路や活動、そして目標についてここに書き留めたいと思います。

新卒として海外就職

卒業後は、シンガポールの企業に就職します。アメリカでも日本でもなく、まさかのシンガポールで自分でもびっくりですが、新卒で今アジアで1番伸びているシンガポールで働けるチャンスなんて早々来ない、そしてずっとアメリカではなくても良いだろうと、思い切って挑戦することに決めました。OPTをしない理由はまた別の記事でまとめようと思います。これからは

英語を使ったビジネスキャリアの築き方や海外就職についても今後は情報発信できればと思います。

またシンガポールで一緒に働く仲間も募集しているので、留学経験があり英語が堪能、そして新卒から海外就職に興味のある方はぜひ連絡待ってます。

「Reigo」を通した英語教育事業

これから新卒としてフルタイムで働き始めますが、Reigoの運営など、これまでの活動は継続します。

コーチング型オンライン英語塾「Reigo Academy」の生徒も引き続き受け入れる予定なので、本気で英語を学びたいと思っている方はぜひご連絡ください。

また、不定期で私の事業収入の一部を使い、未来の留学生や英語学習者に対して"Reigo奨学金"としてIELTSやTOEFL、英検、TOEICなど英語試験の受験料を私が負担する、そんな活動も将来したいと思っています。

また、ココナラで私に英語学習や留学相談ができるサービスを始めました。現在モニター価格で提供中です。

私自身これからも英語力の向上やキャリアアップを目指しつつも、これまで多くの方にサポートしてもらったので、これからは恩返しとして微力ではありますが、少しずつ次の世代に還元したいです。

教育格差を無くしたい

私の掲げるミッションの1つとして、「英語や留学の力で教育格差に立ち向かう」というものがあります。

上でも少し書いたように、私は自分自身がどん底からアメリカ留学を目指すにあたって、教育格差を強く感じていました。

私の場合は努力できる環境があり、たまたまチャンスにも恵まれ、自分自身のステージを上げることができました。実際は偉いことは何も言えず、まだまだですが、どん底なりに成り上がった自分としては、2つの世界を知っています。

1つは私が育ったような庶民またはそれ以下のコミュニティ、そしてもう1つは裕福な家庭で育った上流階級の人々。上流階級の人がもしこの文章を読んでも、「私はそうでない」と思うかもしれませんが、海外大学に奨学金無しで行かせて貰える家庭というのは本当に凄いことです。

そんな私は、現在は後者のグループの方々に囲まれながら生活、そして仕事をしていますが、そういった人と、私が高校まで一緒に過ごしたコミュニティの人とはあらゆる面で異なります。

私が育った環境では大学に行くことが当たり前ではなく、教育に熱心な親も多くないです。中学受験する友達なんていませんでした。

初めて格差についてハッキリと感じたのは、奨学金受賞者が呼ばれるセレモニー。そこで交流した同じ受賞者と話しているうちに、いかに自分が特殊な立場であるのか初めて気づきました。受賞者の方は将来有望な優秀な学生が多かったのですが、それ以上に私がびっくりしたのが彼らの育ってきた環境。彼らの親の職業は医者や教授、政治家だったりと、両親は高卒で母子家庭など私のような受賞者はほとんどいませんでした。

ここで疑問に思います。「本当に奨学金が必要な人には行き渡っていない。」「多くの受賞者は奨学金無しでも十分留学できる資金力がある。」

奨学金などの選考基準はやはり学力がメインになります。そうなると、裕福な家庭で育ち、幼い頃から塾や習い事をさせて貰っていた学生が有利になります。一方でお金がない人は学校教育だけで勝負することになるので、そうなると教育費を多く払える家庭がどうかで勝負は大きく変わります。

なので、奨学生に選ばれる人はきちんと教育を受けられる、財力のある家庭で育った人が必然的に多くなり、本来必要なはずの人の元に行き渡らないというシステムが出来上がってしまっているように思いまいした。

私の場合は運良く、教育の重要性に気付き行動・勉強した結果、奨学金に合格し、チャンスに恵まれ負の連鎖を断ち切ることができました。

私自身もちろん努力はしましたが、そもそも努力できた事が幸運。私と同じようなバックグラウンドで育ち、努力をしてもその壁を超えられず、留学を諦めるという知人を何人も見てきました。

そんな私の夢は教育格差を壊す事。将来に渡って何らかの形でこれを実現したいと思っています。

いつも応援してくれる方へ

最後になりますが、いつも応援している方々本当にありがとうございます。長い記事を読んでいただき感謝いたします。皆さんのおかげで、アメリカの大学を卒業できました。

まずは留学前からずっと自分の夢を応援してくれ、色々な面で絶やさずサポートしてくれた母と妹本当にありがとう。見たかったテレビはあっただろうに、自分がいる時は一緒にNHKの英語教育番組を見てくれてありがとう。これからは社会人として今まで以上にお金も稼いで、日本に一時帰国したら旅行や美味しいレストランに連れて行きます。これからたくさん恩返しします。

そしておばあちゃんとおじいいちゃんも寂しいと言いながらも、送り出してくれてありがとう。そして大おじ、「英検1級受かったら、奨学金で賄えない分はサポートしてやる。」そう言ってくれて、実際に支援もしてくれて本当にありがとうございました。一生頭が上がりません。

「埼玉発世界行き」奨学金制度で今回の留学費用の援助をしてくれたグローバル人材育成センター埼玉、そして冠奨学金として私に奨学金を出してくれた埼玉県浦和競馬組合の方々本当にありがとうございました。

英語塾Zest代表の野平先生、高校3年生の夏にBe動詞もわからなかった私を生徒として受け入れてくれ、英語の楽しさ、英語学習のレールを敷いてくれてありがとうございました。おかげで英語が大好きになり、人生が変わりました。

高校1年生から仲良しの「あの頃めん」のみんな、空港の見送りから、一時帰国中も毎回おかえり会、行ってらしゃい会もしてくれてありがとう。

忙しい中、空港に送り迎えに来てくれた雅己、かわ、陸、雛、啓太、本当にありがとう。

最後にいつも投稿にいいねやコメントをくれるフォロワーの方々やReigoの読者の皆さま、いつも本当にありがとうございます。これからも私の挑戦を応援して頂けたら嬉しいです。

- 英語で可能性を広げる-

松田 澪

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英検1級・TOEIC970点・ニューヨーク在住
米国大学生のReiが全ての授業を担当し、
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