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University of California Davis Extensionでの留学生活を紹介【早稲田大学提携校】

こんにちは。当ブログを運営しているRei(@reimatsuda7)です。

今回はカリフォルニア大学デービス校(University of California Davis Extension)を卒業したYKさんをゲストとして招き、学校紹介をしていただきました。進学・編入にあたってのアドバイスを実際に通っている現地の学生目線から聞いてみました。University of California Davis Extensionに留学を考えている方にとってこちらの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

Contents

自己紹介

皆さん、初めまして。私は早稲田大学在学中の2015年3月から6か月間、大学協定校の単位交換留学制度を利用しUniversity of California Davis Extension(通称US Davis)に通っておりました。 決して長期の留学ではありませんが、今回は濃厚な半年間だったキャンパスでの生活をご紹介したいと思います。

University of California Davisとは

カリフォルニア大学デービス校は1905年に創立された総合大学です。アメリカア西海岸のサンフランシスコまで車で約1時間、LAまでは最寄りのサクラメント国際空港から飛行機で約1時間20分、またワインの世界的な名産地ナパ・バレーやソノマまで約1時間、ヨセミテ国立公園まで3時間の場所に位置します。キャンパスがあるデービス市の周辺には東側に州都サクラメント、北側にはウッドランドという都市があり、バスや自転車での通学圏内です。農学や生物化学に力を入れた全米でも有名な大学です。

University of California Davisの特徴

キャンパスの敷地は広大で、東京ディズニーランドの10倍もあります。基本的には自転車移動の学生が多いです。また、自然豊かでMemorial Union(通称MU)の近くの木にはハンモックが設置されていたり、その他の芝生エリアでも学生が寝転がってチルしていたり読書していたりと、思い思いのキャンパスライフを散見することができます。歩いていると柵の向こうに野生のリスやターキーがいたりと、さすが農学部が人気な大学!という校風です。牛や馬など大きな動物もいて(その付近は匂いますが)、自然との共生が実現しています。

基本データ

規模 大規模
授業料 $50,000
学校の種類 4年制総合大学
性別 共学
宗教 無宗教
留学生対象奨学金
条件付入学
人気の専攻 農業環境学部、文理学部、社会科学部
立地環境 デービス市内中心部
治安
滞在オプション 寮、オフキャンパス

必要英語力(学部入学)

TOEFL iBT受検必須(私の大学からはスコア条件なしでした)

 

学生サービス

留学中のアルバイトは母校から禁じられており(学業専念のため)、インターンシップ含む就職センターなどのサービスについては詳しく存じ上げませんが、留学生向けオリエンテーションを実施してくれるなどサービスが充実しています。週末のアクテビティなどの紹介もあり、申し込むと空港までの出迎サービスもあります。 大学のidentification cardsや(希望すれば)library cards、休み中を除く春期・夏期の期間使用可能なbus passesがStudent Services Officeで入手できます。また、自転車はUC Davis campus 内にあるBike Barn か rental agenciesを通して手配が可能です。春期・夏期(20週間のプログラム)でレンタル料は約$135でした。 またデービス市内は自転車利用者にフレンドリーな街で、条例に基づきバイクレーンがあるので、基本的に移動は自転車です。(半年契約のレンタルを使用しました。)自転車走行中はヘルメットの装着が義務付けられており、また、慣れるまでハンドルにブレーキがなくサドルで止めるタイプの操縦に戸惑いました。

カリフォルニア大学デービス校での留学生活について質問!

カリフォルニア大学デービス校での留学生活をYKさんに質問して聞いてみました。

授業の雰囲気は?勉強は大変ですか?

かなりきつかったです。初日2日間はクラス分けテスト(listening/reading/grammar multiple choice test, a writing sample and an oral interview)を含むオリエンテーションで、自転車の安全指導を含む校内やサービス紹介が行われます。 3日目以降は、クラスに分かれて授業開始でしたが、それぞれの宿題が盛りだくさんで、授業やアクティビティ後にはMulti-media Resource Centerに行って自習したり、図書館が深夜まで開いているためよく籠って勉強しました。 ただ、授業後にはUC Davisの現地学生によるRecreation Program Leaders (RPLs)が主催で、スポーツイベント 、Ice cream socials(人気!)、Movies&popcornやArts&Crafts等、定期的に楽しいイベントが開催され、違うクラスの学生との交流の機会もありますので、自然とスピーキング、リスニングの練習ができました。

ちなみに、Quarter末にpaper-based TOEFL受験が可能で、しかも受験料の自己負担なしなので、2回受検しました。TOEICは自己負担になりますが'日本よりも受験料が安く)、こちらも各quarter末に受験しました。 ちなみに、必須の教材$150〜/各quarterですが、町の専用書籍販売店で追加購入もしたので、おそらく$300のイメージです。ご参考まで。

週末はどこで遊ぶのですか?

クラスメートや現地で知り合った日本人を含む友人とは、町のオープンテラスのカフェや映画館に行ったり、車をレンタルし(私は国際免許を持っていなかったため友人の運転で)アウトレットまで足を延ばしてショッピングを楽しんだり、日本人のステイ先で(それぞれの友達を招待した大規模な)BBQ Partyをしたりしました。 デービス市は大学街なので、街の人口の半分がカリフォルニア大学デービス校の学生です。

毎週水曜日の午後と土曜日の午前にはセントラルパークでデービス・ファーマーズマーケットが開催され、私もクラスメートとよく参加しました。ファーマーズマーケットは地元の方々が育んだ多彩な作物を味見できる絶好の機会で、この地域イベントはとても賑やかです。また、3月中旬から10月頃まで、水曜日の夜にはピクニックナイトが開催され、こちらも盛り上がります。

どこの国からの留学生が多い?

私が留学した当時は、アジア(日中韓、台湾)から5割、ブラジルから2割、ヨーロッパから1割、その他が2割ぐらいでした。

留学当初と比べて英語力は上がりましたか?

TOEICのスコアとしては710点から820点と著しく上がったように見えませんが、毎日の生活はもちろん英語漬けで、リスニング力は格段に上達した感触があります。朝起きてからホストファミリーとの会話、授業前の廊下でのクラスメートとの会話、授業中のディスカッション等発言、休み時間や昼休みのランダムな席での学生との会話、授業後のアクティビティやジムでのWorkout中の会話、帰宅後のホストファミリーとの会話、宿題でのSpeaking練習に至るまで、意識的に新しい単語を取り入れてスピーキングするようにしました。

また、ボランティアにも積極的に参加しました。4-6月の春期はWhole Earth FestivalやCelebrate Davis and Open Campus Picnic Dayの出店のお手伝いをし、夏期は日本語を学習しているUC Davisに通う現地学生向けに、conversation partners として補修授業を受け持ちました。後者は英語で日本語を教えるものですが、例えば質問されていることが聞き取れず、分からない時はすぐに確認して会話についていくように心がけるなど、英語に抵抗なくスピーキングをする事ができるようになりました。

TOEICのスコアとしては710点から820点と著しく上がったように見えませんが、毎日の生活はもちろん英語漬けで、リスニング力は格段に上達した感触があります。朝起きてからホストファミリーとの会話、授業前の廊下でのクラスメートとの会話、授業中のディスカッション等発言、休み時間や昼休みのランダムな席での学生との会話、授業後のアクティビティやジムでのWorkout中の会話、帰宅後のホストファミリーとの会話、宿題でのSpeaking練習に至るまで、意識的に新しい単語を取り入れてスピーキングするようにしました。

ボランティアにも積極的に参加しました。4-6月の春期はWhole Earth FestivalやCelebrate Davis and Open Campus Picnic Dayの出店のお手伝いをし、夏期は日本語を学習しているUC Davisに通う現地学生向けに、Conversation Partnersとして補修授業を受け持ちました。後者は英語で日本語を教えるものですが、例えば質問されていることが聞き取れず、分からない時はすぐに確認して会話についていくように心がけるなど、英語に抵抗なくスピーキングをする事ができるようになりました。

大学のご飯は美味しい?

美味しいです!個人的は、ブルーベリー味のベーグルやアボカドやチキンなどが盛々のコブサラダが好きでした。私は健康維持のために、大抵は自炊のランチボックスを持参していました。ステイ先から車で10分以内の圏内に大型スーパーマーケット(Davis Common、SAFEWAY、Target、Nugget Market等)が数か所あったため、現地視察(観光)のためにも買い出しをして料理を楽しみました(ウィークデイは料理をするような余裕はなく、週末に作り置きでした)。

寮生活?ホームステイ?

隣接するエリアに男子寮、女子寮がありますが、大学が手配したホームステイ先に登録されていたので、ホストファミリー提供の部屋に滞在しました。

まとめ

いかがでしたか?今回は早稲田大学から交換留学という形でUC Davisに留学していたYKさんに、留学生活の様子をシェアして頂きました。カリフォルニア大学デービス校に留学を考えている方にとってこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

Reigoでは英語学習だけでなく、留学経験者のインタビュー記事もこれからどんどん更新していくので応援よろしくお願いいたします。

今回ご協力してくださったYKさん、ありがとうございました!

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