音読って意味あるの?

さっそく結論ですが効果抜群です。正直、音読なしで英語が上手くななることはないと言ってもよいでしょう。そして音読をやっているかやっていないかはクラスで音読する時、プレゼンやスピーチをする時にすぐバレます。やっていない人はありがちな発音ミス、イントネーションが不自然など、やっている人とこれでもかと言うほどに差が出てしまいます。音読がたくさんの効果をもたらしてくれる理由は単純で、私たちの五感をもっとも使う必要があるからです。英文を黙読する時、私たちは視覚のみを使用しますが、音速をする場合は視覚と、自分の発する声が聞こえるので同時に聴覚を使うことになります。これが大変重要で、人間は働かせる感覚器官が多ければ多いほど、記憶は残りやすく、長期間に渡って覚えることができると言われています。

私も3年近く音読をしていますが、今でも学習初期に、ひたすら音読した中学校の教科書の英文がスラスラ言えます。そして会話の引き出しにもなるので、音読して慣れている英文はネイティブ並みのスピードで自信を持って発することができます。

音読をするのに必要な英語力

私が考える、音読学習を取り入れる最低限の英語力は、中学レベルの英文法が理解できる人です。英文法がわかっていないと、どんなに音読をしてもただ文字が並んでいる文章を読むだけの無駄な作業となってしまいます。しかし、中学レベルの英文法が完璧でなくても英文構造のSVOCなどが理解できるレベルであれば、効果は期待できます。それ以上のレベルの人であれば正しく行えば、誰がやっても効果を得ることができます。私は英検1級を受かった後でも、音読をして英語力を磨いています。

音読をする際の注意点

音読をやるべき人がわかったので、次に音読をする際の注意点を紹介します。音読をする際に気をつけたいのは以下の5つです。

  • 発音がわからない単語を適当に読んで放置
  • 読むことだけに必死で内容を理解していない
  • 1回の音読で終了
  • 初心者なのにお手本がない教材
  • 自分のレベルに合っていない教材

この5点は音読をやる上で必ず避けてください。1つでも該当する場合は英語力向上の妨げとなってしまっています。まず発音を無視してしまうと、それが癖となり後から直すのに苦労する可能性があります。音読は自分の発音できない弱点を見つける最高の勉強方法なので、ぜひこの機会を利用して苦手を潰してください。また、読むことだけに集中しすぎて、内容を把握できない人もとても多いです。初心者の方の場合、1回目では読むので精一杯だと思うので、2回目以降から内容を意識して音読するようにしてください。1回読んだだけでやった気にならず、音読の基本はあれこれ他の英文に手を出さず、1つの英文にたくさんの時間をかけるということを常に忘れないでください。私も同じ英文を最低100回は音読していました。

音読をするメリット

冒頭で少し触れましたが、音読にはさまざまなメリットがあります。私が音読を実際にしてきて、得したことなどをここで紹介します。

  • 発音がよくなる
  • イントネーションがキレイになる
  • 授業で音読を頼まれても自信を持って読める
  • 長文読解が早くなる
  • 覚えにくい構文をリズムで記憶できる
  • 弱点を見つけやすい
  • 眠くならない
  • やればやるだけ上手くなるのを感じれる
  • リスニング力が上がる
  • 会話で使えるフレーズが増える
  • 教養がつく
  • 正しい文章の並べ方が身につく
  • 同時に4技能を伸ばすことができる

などなどメリットだらけです。他にもあると思いますが、音読は英語上達の1番のカギだと言い切れます。

効果的に音読をするコツ

ここでは効果的に音読学習をして、英語力を上げるコツを紹介します。私が通っていた英語塾の先生に、音読が最強の勉強方法だと叩き込まれましたが、それを信じて音読を正しい方法で継続した結果、どこに行っても通用する英語力を短期間で身につけることができました。

ネイティブの音源が付いている教材を使う

これは初心者から中級者までの方には絶対だと思っています。私も音読教材を選ぶ際の基準は、今でも音源が付いているかで決めています。発音が正しくて、文法を理解している文章をひたすら音読しても、イントネーションのお手本がないと癖のある英語になってしまいがちです。ネイティブの音源で自分のイントネーションが合っているのか、こまめに確認して、単語と単語のつながりを意識して音読しましょう。

シャドーイングを取り入れる

音読のスピードに行き詰った時や、イントネーションに不安がある時は、シャドーイングを取り入れてみましょう。シャドーイングとは、CDや音源のネイティブの声に少し遅れて真似するように発音するという方法です。影のように遅れて付いて行くという意味でシャドーイングという名前が付きました。これをやるメリットとしては、ネイティブの発音、イントネーションに限りなく近い状態で、自分で英文を発することができるので、正しいリズムを体で覚えることができます。シャドーイングが難しい場合は、オーバーラッピングでも十分効果を得られます。オーバーラッピングとはCDの音に合わせて、スクリプトを読むトレーニングです。

自分の英語力より低い教材を使用

音読をする際に必要な教材選びですが、音源の他に気を付けなければならないのが、教材のレベルです。音読の本来の目的は、そこで新しいことを学ぶというよりも、今まで学んだことを更に使いこなすための訓練なので、自分より何段階かレベルの低い教材を使用することをオススメしています。無理をしてレベルの高い教材を選んで、慣れていない単語や知らない単語の発音で毎回止まってしまっていては、音読は非常に非効率な学習となってしまいます。私の場合は英検準1級を受験する前までは2級レベルの音読教材を使用し、1級を受験する前は準1級レベルの音読教材を使っていました。しかし、英検1級を取った今でも中学の教科書を読んで、学ぶことがたくさんあります。

最低30回は同じ英文を音読

英語だけでなく、全ての言語に言えることですが、語学を習得するために最も効果的なのは「繰り返し」です。上述したように、今でも中学の教科書に学ぶことがたくさんあり、10回読んで気付けなかったことが、20回目で気づけるということも少なくありません。音読の場合は、あれこれ手を出さず、一冊をとことんやりこんでください。私は最低でも1つの英文に対して30回は必要だと考えています。この回数をこなすようになると、覚えることができる英文が増え、自分の中で使えるフレーズのストックになります。音読をやればやるほど、このストックが増え、日常会話やプレゼン、スピーチでの発言の引き出しが多くなります。

音読している教材をリスニング教材としても使う

これは非常に効果的です。私は主に文単の準1級を音読教材として使用していましたが、同時にリスニング教材としても使っていました。文単の音声は少し遅いのでAudiopoを使って、倍速で聞いていました。リスニングでも音読教材と同じものを使うと、耳が慣れて自然とシャドーイングや、音読の質が格段に上がります。また、音読やシャドーイング時には気付けない、小さな発見などもあるのでとてもオススメです。発音できる音は聞こえる音なので、音読とリスニングを効率よく学ぶことでたくさんメリットが生まれます。

まとめ

この記事を見てもわかるように、私の英語力は音読学習によって支えられてきました。中学校の教科書の音読から始まり、今では英字新聞や、英検1級レベルの長文を音読教材にするまでになりました。ここまで来るのに約2年半かかりましたが、音読は正しくやれば、必ず結果が出るということを証明できているのではないかと思っています。これからも私の英語学習の軸は音読です。みなさんも早い段階で音読学習を取り入れて、英語学習を楽しみましょう!

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