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東フィンランド大学(University of Eastern Finland)での留学生活を現地から紹介

こんにちは。当ブログを運営しているRei(@reimatsuda7)です。

今回は東フィンランド大学(University of Eastern Finland)に1年間交換留学されていたスーイさんをゲストとして招き、学校紹介をしていただきました。交換留学にあたってのアドバイスを実際に通っていた現地の学生目線から聞いてみました。

東フィンランド大学に留学を考えている方にとってこちらの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

自己紹介

こんにちは!「スーイのフィンランド留学日記」というブログとインスタグラムを運営しております、スーイと申します。生まれてこの方、北欧にまるで興味のなかった私ですが、たまたま交換留学で訪れたフィンランドの「ヨエンスー」の自然に恋に落ち、ヨエンスーが大好きに。帰国後も忘れられず、今後フィンランドへ留学される方に向けたサポートと、ヨエンスーを推すためにブログを始めました。

当ブログでは、フィンランドの大学への留学/進学に役立つ情報から、面白フィンランド文化や観光情報、英語学習について紹介しています!フィンランドにいつか行ってみたいな…とお思いの方は、是非当ブログへお越しください。

ブログ:suvi-finland.com
インスタグラム:@suvifinland

University of Eastern Finlandとは

東フィンランド大学(University of Eastern Finland)とは、フィンランドは北サヴォ地方の「クオピオ(Kuopio)」と、北カレリア地方の「ヨエンスー(Joensuu)」という都市にキャンパスを構える総合大学です。メインのキャンパスが位置するヨエンスーは東フィンランド大学を中心とした学生都市であり、世界各国(ヨーロッパが多め)からの留学生でにぎわう、大変国際色豊かな田舎です。

東フィンランド大学の設立は2010年と最近であり(他大学と合併して誕生した)、非常に綺麗で北欧のデザインがモダンなキャンパスが魅力です。学部には、the Philosophical Faculty、the Faculty of Science and Forestry、the Faculty of Health Sciences、the Faculty of Social Sciences and Business Studiesがあります。

UEFの特徴

  • 森林学でヨーロッパ随一の大学
  • 研究発表数がとても多い。
  • 卒業生は環境NGO、森林/自然管理政府機関などの国際機関に所属。
  • 働きながら通う人も多いため年齢層が幅広い。
  • フィンランドの持続可能な自然資源の利用を促進する機関「Natural resources Institute」オフィスを大学敷地内に構える。
  • 綺麗でおしゃれな北欧デザインの図書館。
  • 大学敷地内に小学校があり、教育の授業では見学に行くことができる。
  • 周囲が森のため、森林学の授業ではフィールド実習で学ぶことができる。

基本データ

規模 中規模
年間授業料 0€(交換留学の場合)
学校の種類 3年制総合大学(フィンランドの学士は3年)
性別 共学
宗教 無宗教
留学生対象奨学金 無(交換留学の場合)
条件付入学
人気の専攻 森林学
立地環境 町中に位置するものの、町自体が森に囲まれている
治安 とても良い
認可・認定 欧州委員会による森林学プログラムの認定
滞在オプション 寮、アパート、ホームステイ

必要英語力(学部入学)

学部入学はフィンランド語のみ
(交換留学、大学院進学、博士進学の場合は英語)

アカデミックプログラムや認定プログラム

東フィンランド大学のMSc European Forestry (MSc EF)というErasmus+: Erasmus Mundus Joint Master Degree Program (EMJMD)のプログラムは、森林学の分野においてトップクラスです。 2004年~2014年、2016年~2019年において、欧州委員会から認定を受けています。

学費と奨学金

<奨学金について>
交換留学の場合は、大学側に払わなければならない授業料はなく、大学側が提供する奨学金もありません。私の場合は、JASSO奨学金に応募し、月8万円の補助を受けました。大学院進学の場合は、大学が提供する奨学金に応募することが可能です。授業料全額免除、○○%免除など、出願の評価によって免除率が異なります。フィンランド語プログラムへの進学する場合は、最初から授業料全額免除です。博士進学の場合は、授業料免除に加えて給料を頂けます。

<生活費について>
物価が高いと言われるフィンランドですが、学生にはとてもとても優しい国です。以下は、ヨエンスーの物価です(ヘルシンキは物価高め)

・大学の学食:ブュッフェ式で、200円でパンとサラダお代わりし放題
・スーパーの食材:野菜や果物は日本より安い。出来合いのものが少し高い
・学生向け家賃は2~3万円
・学生であれば、街中のあらゆるお店や公共交通機関で割引が効く。半額になることも。
・リユース文化が根付いており、安価に生活用品をそろえることができるこれらを鑑みると、月8万円くらいの生活費です。

学生サービス

10人以下で構成された留学生グループに、一人チューターが付きます。渡航前からメールで質問に対応してくれます。現地についてからは、大学生活をスムーズに開始するためのお世話を焼いてくれる…はずですが、中にはチューターの仕事を放棄している人もいるため、あなたの運次第です。 大学の初めの頃にはCampus happeningという、グループごとに仮装をして、スピーカーとお酒を手に市内を練り歩くというよくわからないイベントや、大学が貸切ったクラブでの新入生/留学生歓迎会があります。

サークル活動はフィンランド全域においてあまり活発ではありません。ただ、言語を学ぶイベントが盛んで、例えば東フィンランド大学では、留学生たちが自身の母国語を教え合うイベントを定期的に開催しています。

東フィンランド大学での留学生活について質問!

東フィンランド大学での留学生活をスーイさんに質問して聞いてみました。

なぜ東フィンランド大学/人文学専攻を選んだのですか?

もともと交換留学の目的は「自分は何に興味があるのか、研究したい事柄は何なのか」を探すことでした。日本の大学に入学しても、自分が興味を持てる対象が全く見つからず、「このままじゃ大学にいる意味がない」とまで思い詰めましたが、「とりあえず大学で一番したかった留学をするか」と思い、早い段階で留学を決めました。

以前から、漠然と自分は「自然」に興味があることはわかっていたため、森林学で有名な東フィンランド大学は魅力的でした。しかし、東フィンランド大学の森林学部に交換留学するには、最低2年の森林学の学習経験が必要だったのです。残念でしたが、受講したかったのは森林学だけではなかったこともあり、人文学部に所属することにしました。

しかし、実際に現地に行ってみると、フィンランドでの交換留学では所属学部はほぼ名前だけ。学部や学年関係なく、どんな授業でも受けさせてもらえました。結果、院生向け森林学の授業も受講でき、フィールド実習や、地元の先進的な小学校教育の見学、フィンランドの宗教や文化にまつわる授業等、本当に幅広い分野に触れることができたため、大変満足しています。最終的に、今後研究していきたい学問分野も見つかりました。

授業の雰囲気は?勉強は大変ですか?

世界でトップクラスの教育システムを誇ると言われるフィンランドですが、大学の授業はいたって普通。日本の授業形態とあまり変わりません。授業によってはグループディスカッションもありますが、全体的に大人しい雰囲気です。たまに、教授に一人ひとり意見を求められる場面はありますが、アメリカの大学でよく聞くような”授業中の積極性”はそれほど重要視しているようには見えませんでした。

評価方法は、プレゼンテーション、テスト、レポートのいずれかです。テストの場合は記述式が多め。レポートにおいては、日本の大学より少し分量が多い、程度に感じました。個人的に一番苦戦したのはプレゼンテーションです。他の留学生たちは、英語とプレゼンテーションのレベルが高く、私の下手なプレゼンが目立つようでした。

週末はどこで遊ぶのですか?

フィンランドは「千の湖の国」と呼ばれる(実際はもっと多い)ほど、水と森に恵まれた国です。ヨエンスーは、そんなフィンランドでも“湖水地方”という「特に湖が多い地域」であることもあり、都市の中を壮大な川が流れ、その先にある海のような湖を目の当たりにすることができます。そんな美しい大自然の中で暮らすとなると、遊ぶ場所も自然と”自然の中”に。

・湖のそばでBBQ、ピクニック
・湖でボート漕ぎ・湖のほとりのコテージ滞在
・コリ国立公園でハイキング
・オーロラハンティング(ほとんど不発)
・ホームパーティー

などが、私たちがよくしていた遊びです。もちろん、クラブに行くなどの選択肢もあります。ただし、ショッピングは(ヨエンスーでは)ほとんど楽しめません。フィンランドの1年の半分はほぼ冬で、ヨエンスーでは時にマイナス30℃にまで気温が低下します。しかし、冬のアウトドア・アクティビティが充実しているのがフィンランド!さらに、晴れた日の冬の景色は、時にオーロラに負けない絶景に出会うことができます。

日本人は何人くらい?

日本人は合計で10人くらい。全体的に見れば多くもなく、少なくもない、といった感じです。やはりヨーロッパからの学生が多く、ドイツ、スペイン、フランス、ポーランドなどからの留学生が圧倒的に多いようです。

留学当初と比べて英語力は上がりましたか?

留学前はTOEFL等の英語試験を受けなかったため、主観的な比較になってしまいますが、留学前と留学後に会ったネイティブの友人が、私の英語力が飛躍的に上がったと言っていました。自分では、留学を通じて段違いに「自信」がつき、それが「自信のあるスピーキング」につながったと感じています。また、世界各国からの留学生と日々交流していたことで、「様々な英語の訛りに対応できるリスニング」力を磨くことができました。

大学のご飯は美味しい?

とても美味しいです。先ほども述べた通り200円以下で食べ放題のため、クオリティと値段が釣り合わないのではと心配になるほどです。メニューは毎日変わり、ベジタリアンメニューと通常メニューから選ぶことができます。野菜が豊富に入っており、サラダも取り放題のため、健康的でバランスのよい食事を保つことができます。取り放題のパンも、焼き立てを自分で好きなだけ切って味わうことができ、食に関してとても恵まれていました。

寮生活?ホームステイ?

基本的には、大学が提携している不動産会社のアパートに居住します。この場合、ヨエンスーでは、キッチン/トイレ/シャワールーム共有の3人用シェアルームになります。私は個人的にトイレ共有がどうしても嫌だったため、前期は一人部屋、後期はホームステイ(家の一階を借りる形態)をしました。シェアルームは国際交流のきっかけ作りになる一方、文化や価値観の違いによるトラブルをよく耳にしました。良いルームメイトと巡り合えるかどうかは、かなり運によると思われます。個人的に一番おすすめの形態は、部屋個別でキッチンのみの共有です。

まとめ

いかがでしたか?今回は東フィンランド大学に留学していたスーイさんに、留学生活の様子をシェアして頂きました。

フィンランド留学や東フィンランド大への進学を考えている方にとってこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

Reigoでは英語学習だけでなく、留学経験者のインタビュー記事もこれからどんどん更新していくので応援よろしくお願いいたします。

今回ご協力してくださったスーイさん、ありがとうございました!

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英検1級・TOEIC970点・ニューヨーク在住
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