こんにちは、Rei(@reimatsuda7)です。
今回はshout / cry / yell / scream / shriek / screechの意味の違いを解説します。
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shout / cry / yell / scream / shriek / screechの意味の違い
shout / cry / yell / scream / shriek / screech、これらの6単語はどれも日本語に直すと「叫ぶ」を意味するものです。
しかし、それぞれニュアンスや使用場面が変わってきます。伝えたい内容を正確に伝えるためにも、それぞれの違いを理解しましょう。 まず、shout / cry / yell / scream / shriek / screechの6単語は大きく分けて2つのグループに分けられます。
・「大きな声を出す」というように主に音量に着目したもの(shout / cry / yell)
・「悲鳴をあげる」というように、叫びに含まれる感情が限られるもの(scream / shriek / screech)
これら2つのグループの中でも、更にそれぞれの単語が異なる使い方・異なる意味をもちます。
「大きな声を出す」
shout : 最も一般的
cry : メッセージ・感情を含む
yell : 口語で使用されることが多い
「悲鳴をあげる」
scream : 最も一般的
shriek : 金切り声をあげる
screech : 耳障りな悲鳴
shoutの意味・使い方
shoutは「叫ぶ」という意味をもつ単語の中でも最も一般的な単語です。単に誰かが大声で話している場合や、言葉を大声で発した場合など、様々な状況で使用されます。
“Stop!” he shouted.
(「やめろ!」彼は叫んだ。)
cryの意味・使い方
cryも「叫ぶ」という広い意味で使われる単語ではありますが、単に大きな声を出すという意味をもつshoutと比べて、何かメッセージや感情を含んでいる場合が多いです。メッセージや感情は必ずしもネガティブなものとは限らず、喜びなどポジティブである場合にも使用できます。
“You’re rude!” A lady cried.
(「あなたは失礼よ!」女性は叫んだ。)
また、cryには「泣く」という意味もあるように、涙を流し叫んでいる場面を表す際に使われることが多いことも特徴としてあげられます。
"Cry me a river.(泣いてりゃいいのよ)"は頻出表現なのでぜひ覚えておいてください。
yellの意味・使い方
yellも広く使われる単語ではありますが、より口語で使われることが多く、また「大きな声で叱る」といったニュアンスで使用されることも多い語です。「怒鳴る」という意味合いに近いかもしれませんが、shoutやcryと同様、ポジティブな意味で使われることもあります。
“Watch out”, the teacher yelled.
(「気をつけて!」先生は叫んだ。)
screamの意味・使い方
screamは、「悲鳴をあげる」という意味をもつ英単語の中で最も一般的で、最もよく使われる語です。主に苦痛や恐怖などを理由に大きな声を出し、叫ぶというニュアンスがあります。
(彼女は恐怖で悲鳴をあげた。)
shriekの意味・使い方
shriekはscreamよりも更に甲高く、突然の短い叫びを意味します。「キーキー」という金切り声のイメージです。
(「助けてくれ!」彼は叫んだ。)
screechの意味・使い方
screechには、「耳障りである」といったネガティブな感情が含まれています。
(彼は私に何か叫んだ。)
まとめ
それぞれの単語の意味を詳しく理解したところで、shout / cry / yell / scream / shriek / screechの意味の違いを簡単におさらいしてみましょう。 これら6つの単語は、音量に着目した場合と、「悲鳴をあげる」といった感情を限定する場合の大きく2種類に分けられました。 その2種類の中でも、微妙なニュアンスの違いがありましたね。
「大きな声を出す」
shout : 最も一般的
cry : メッセージ・感情を含む
yell : 口語で使用されることが多い
「悲鳴をあげる」
scream : 最も一般的
shriek : 金切り声をあげる
screech : 耳障りな悲鳴
それぞれの単語のca特徴を理解し、場面に合った使い方をしましょう!