こんにちは。
ニューヨークの大学に通っているRei(@reimatsuda7)です。
今回の記事ではATSUさんによる新しい英会話本である「パラフレ英会話」を紹介したいと思います。本の名前からわかるように、今回はパラフレで英会話をより楽しくしてくれる本。
"パラフレとはパラフレーズ、つまり言い換え表現のことで、日本人が使っているイマイチ堅い英語をネイティブが本当に使っている表現に変換する手助けをしてくれるような一冊です。
私もさっそく購入したので今回の記事では、
- 「パラフレ英会話」とは
- 特徴や使うメリット
- 買うべき人
- 実際に使ってみた感想
などについてまとめました。
Contents
「パラフレ英会話」ってどんな本?
パラフレ英会話はもともとATSUさん自身のインスタグラムで展開している、「パラフレ英会話」のコーナーを書籍化したものです。購入前に内容を確認したい方はATSUさんのインスタグラムを確認するといいかもしれません。
上でも説明したように、パラフレ英会話ではちょっと言い換えるだけで、すぐにネイティブっぽくなれる表現が詰まったフレーズ集となっています。
例えば、「いただきます」を英語にする場合多くの日本人は"Let's eat!"が思い浮かぶと思いますが、そこをパラフレーズして"Let's dig in!"とすることでネイティブっぽくなれます。
このように、日常でよく使う表現だけど、みんな以外と知らないネイティブ表現が多く詰まった本です。
「パラフレ英会話」を徹底レビュー
私も渡米前に英検1級を取得し、現在はニューヨークの大学に通っており普段からネイティブ表現には触れているので、海外在住かつ学習者の目線で本書をレビューしてみました。
能動単語を増やしたい人にピッタリ
日頃から単語帳や教材を通してたくさんの表現を学んだのに、毎回スピーキングやライティングでの表現の幅が広がらない人ってけっこう多いですよね。しかし、皆さんが普段学んでいる表現というのは文章を読むため、またはリスニングテストを聞き取るためのの表現で、英語圏の会話で使われるようなカジュアルな表現はなかなか出会いづらいのです。
しかし、この本では能動単語にするべきものを新しい表現に変換してくれるので、使える表現を増やすことができるようになるはずです。
シーン別で表現を学べる
場面ごとに表現が分けられているので、効率的に自分が必要なシーンのフレーズを覚えることができます。
チャプター1は「挨拶・自己紹介」「予定・待ち合わせ」「食べる」などの日常の表現、チャプター2では「買い物」「レストラン・カフェ」「道案内」など旅行に関する表現、そしてチャプター3では「ミーティング」「メール・電話」「同僚との会話」などビジネスに関する表現がまとめられています。
初心者から上級者までオススメ
個人的には初心者から上級者まで学べる一冊だと思いまいました。
私はニューヨークで常にネイティブに囲まれて生活していたり、海外ドラマオタクでもあるのでほとんど知らない表現はありませんでしたが、まだ能動的には使えていない表現がたくさんあったので、上手くまとめられた一冊に出会えてすごく良かったです。。また、収録されいているものは日常から聞く・使うフレーズばかりだったので、やっていて間違いないと思います。
このように上級者にもオススメですが、初心者にもオススメ。なぜならこのようにネイティブ表現をピンポイントで学べる教材は今までほとんどなかったため、先回りして学ぶことができませんでした。しかし、学習の初期からネイティブ表現に触れることで英会話での苦労が減ると思います。
私のような留学生、将来留学を予定している人や海外に住んでいる人は特にこの本の良さをすぐに実感できるはずです。
海外ドラマと合わせて使うと良さそう
読んでいて思ったのですが、海外ドラマでも頻出のフレーズがたくさん紹介されていたので、普段から洋画や海外ドラマで英語学習をしている方にとってパラフレ英会話を使うことで相乗効果が期待できると思いました。
先ほど言ったようにネイティブの表現を先回りして覚えることで、実際に出会った時にすんなり意味が入り長期記憶にも繋がりやすくなります。また、特に頻出の表現はだいたい本書に入っていると思うので、復習用としても使えると思いました。
まとめ
今回はATSUさんによる「パラフレ英会話」を徹底レビューしてみました。今までのDistinctionなどの単語帳とは少し異なる、ポップな感じで手軽に学べる一冊ですが、内容は濃く上級者まで学べると思います。
英会話での会話の引き出しをもっと増やしたい方、表現の幅を広げたい方にオススメです。