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アメリカの大学生が良い成績(GPA)を取るために使っているサイトを紹介

こんにちは。ニューヨークの大学に正規留学しているReiです。

みなさんこの記事にたどり着いたということは、海外の大学で良い成績を取りたいと考えているのではないでしょうか。

実は以前、私がAを取って成績優秀者になるためにしたことをまとめた記事を書いたのですが、その記事がたくさんの人に読まれており、役に立ったなどの温かいコメントをいただきました。

上の記事では、主に授業登録の際の注意点や、授業の受け方についてまとめたのですが、今回の記事では使えるアプリやサイトを紹介し、使い方などもまとめています。

アメリカ人が実際に使っているサイトやアプリは現地からならではの情報だと思うので、これから留学を考えている人や成績に伸び悩んでいる人にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

※私の専攻がマーケティングなので、主にビジネスを学んでいる学生向けになっていると思います。

Contents

アメリカの大学はオンラインが大好き

サイトを紹介する前に、まず知ってもらいたいのはアメリカの大学はオンラインが大好きだということです。授業はクラスで受けているけど、予習・復習、クイズ、課題の提出、もしかするとテストなどはオンライン上で行われるなんてことは少なくありません。

オンラインでのクイズに関しては、ほとんどのクラスが採用しているのでアメリカの学生生活でクイズをやらないことはほぼないはずです。

オンライン上で学習するメリットは、わからない点をすぐに確認することができたり、パソコン上で使える機能により学習が捗る点などがあり、個人的に私は好きです。

また各大学では、オンライン上で授業の管理ができる、Moodleなどのe-learningシステムを導入しており、これによりオンライン上で授業、成績の確認、授業アナウンスなどさまざまなことができます。

操作は簡単なので、そこまで構える必要はありませんが、早めにシステムに慣れることで学業に集中することができます。

そこでアメリカで良い成績を取るためには、私たちの学習を助けてくれるサイトやアプリが重要になってくるので、私がいつもお世話になっている優秀なサイトたちを紹介します。

アメリカ留学で欠かせない勉強お役立ちサイト

ここからさっそく、私や現地のアメリカ人が使っている、良い成績を取るために欠かせないウェブサイト等を紹介します。アカデミックライティングの時に使える超お役立ちサイトも紹介しています。

Rate My Professor

こちらは超ド定番なので、知っている方も多いはずです。「Rate My professor」は簡単にいうと、教授の評価を見ることができるサイトです。この評価は実際にその教授の授業を受けた過去の生徒が書いているので、かなり参考になります。

アメリカの大学では授業を選ぶ時に、「どの教授が教えるのか」を知ることがとても重要で、このサイトはアメリカ人も留学生もほぼ100%使っているはずです。

使い方は簡単で、「Search for a professor or school」に調べたい教授の名前を入力するだけで確認することができます。詳しい使い方についてはまた別記事でまとめます。

Koofers」も同じようなサービスなので、見つからなかった場合はこちらで調べるといいかもしれません。

URL: https://www.ratemyprofessors.com/

Purdue Online Writing Lab

こちらはアメリカの名門大学Purdue Universityによって運営されている、アカデミックライティングの型を学べる大変便利なサイトです。

多くのESL講師や教授もこのサイトを参考にするように薦めており、留学生や現地の学生が受講しなくてはならない「College Writing Ⅱ」でのエッセイで必要なMLAフォーマットの引用を自動で作成してくれます。

URL: https://www.purdue.edu/

 EasyBib

「EasyBib」もエッセイや小論文で欠かせない引用を自動で作成してくれる便利なツールです。MLA、APA、 Chicago styleなど多くの引用スタイルにも対応しているので、こちらを活用している人も多いです。

また、Plagirarism(剽窃行為)や文法チェックや、訂正の提案もしてくれるのでエッセイを仕上げる際にも使うこともできます。

UR: http://www.easybib.com/

Grammarly (for Chrome)

「Grammarly」はYouTubeの広告でかなり目にするので知っている方も多いかもしれませんが、実は大変便利です。こちらは、その名の通り、文法ミスを修正してくれる英文チェックツールです。

有料版と無料版がありますが、無料版でもかなり価値のあるサービスとなっており、私も毎日のようにエッセイを書いていましが、いつも助けられています。

また、ChromeのExtension(拡張機能)に追加することで、毎回わざわざサイトやアプリを開かなくても、常に自動で添削してくれるので大変便利です。

チェックの精度もかなり高く、同義語の提案もしてくれるので、英文のクオリティをネイティブなしで上げることが可能です。

URL: https://app.grammarly.com/

Thesaurus.com

「Thesaurus.com(シソーラス)」は、同義語を確認できる辞書のようなサイトです。IELTSやTOEFLを受験してきた方はご存知かもしれませんが、エッセイなどのアカデミックライティングでは「言い換える力」がとても重要です。

書籍版もありますが、こちらのサイトは完全無料で使うことができるので、エッセイや単語を調べたい時にすぐに調べることができます。

ちなみに書籍版がいいという方は、Oxfordから出ているこちらのものをオススメしています。私も持っていますが、なんとなく気になった単語を見てみるだけでとても勉強になります。

URL: https://www.thesaurus.com/

Google Scholar

Google Scholar(グーグル・スカラー)は、グーグルが提供する論文や学術誌、出版物に絞って検索をかけることができるサイトです。

こちらは小論文などのエッセイや、レポートなどを書く際に必ず必要な、参考文献を探すのに大変役に立ちます。学生の中には、普通の検索で出てきた、ニュースやブログ記事などを引用する人もいますが、それらはプロフェッショナルではありません。

教授の中には参考文献についてかなり厳しい人がほとんどなので、Google Scholarを使って、質の高い文献を見つけるクセを日頃からつけましょう。

ちなみに下記のような情報は、教授に認められないことが多いので注意しましょう。

  • Wikipedia
  • Popular Magazines
  • Student work found on the internat
  • Work for which you cannot find the author
  • Holy books
  • Internet sources from .com sites
  • Websites that have advertising

URL: https://scholar.google.com/

Chegg

最近では教科書レンタル事業でも急成長を遂げているアメリカ発のサービス「Chegg」。このサイトでは、教授が出すオンラインでのクイズの答えだけでなく、その分野のエキスパートの解説まで載っているのでわからない問題はここで解決できます。

全く同じ問題もあれば、類似問題もありますが、アカウンティングや統計学とそのほかにも多くの分野の問題があるので、自分で解決したい場合にオススメのサイトです。

URL: https://www.chegg.com/

Course Hero

「Course Hero」も「Chegg」とほとんど同じように使うことができます。サイト内の検索バーで、大学名などを入れるとコース名が出てくるので、過去にそのコースの課題をやった人の答えや解き方を見ることができます。

こちらの方が「Chegg」よりも会員ではない人に優しく、月に3回まで無料で閲覧することができます。3回を超えてしまった場合は、シークレットモード(command+shit+n)でもう3回見ることができます。それでも足りない場合はSfariやFirefoxなど他のブラウザで見るという裏技もあります。

※私のように見る専門の人は問題ないのですが、後輩のために問題をアップロードするときには注意が必要です。このようなサービスは学生にとってはありがたいのですが、サイトの仕組み自体が「漫画村」とほぼ同じような仕組みなので、教授の著作権の侵害になる恐れがあリます。実際に弁護士を雇って教授と運営が揉め、アップした生徒が特定されたことも過去にあったようなので、問題のアップロードはなるべく避けたほうがいいかもしれません。

URL: https://www.coursehero.com/

Quizlet

「Quizlet」は最近英語学習者の間でも単語を覚える手段としてちょいちょい紹介されているようですが、こちらのサイトは米国大学生のヒーローでもあります。

ぶっちゃけいうと、クイズのほとんどの回答はここで見つけることができます。問題文をコピーし、Googleで検索をかけてQuizletの記事が上に出てきたらあなたの勝ちです。ページに飛び、command+fでキーワードを打つと、その問題と回答に一瞬でたどり着けます。

「Quizlet」は簡単に説明するとソーシャル付きの単語帳で、オンライン上にフラッシュカードを作成することができ、その単語帳はユーザー同士で共有することができます。

答えをみて勉強にならないじゃん!という学生は少なからずいると思います。しかし、成績に直結するクイズに対して頑張って何時間も考えて回答し80%の正答率を得るよりも、5分ほどで100%の正答率を保つ方が賢い生き方だと私は思っています。

どうせ答えの載っている問題に長い時間を割くよりも、さっさと終わらせてその時間を使って教科書を読んだり、問題と回答を自分の中でなんども落とし込む方が有意義な時間になるはずです。

StudyBlue」も同じようなサービスで、こちらもアメリカでは人気です。

URL: https://quizlet.com/latest

Full Page Screen Capture

こちらはGoogle Chromeの拡張機能の1つで、Webページ全体のスクリーンショットを取得することができます。Macなどのパソコン自体に備わっているスクショ機能では、画面に表示されている範囲しか取ることができませんが、「Full Page Screen Capture」では、画面外でも取ることができ、1回だけでスクショが完了します。

これが活躍するのが、オンライン上でクイズをする際です。例えば複数回チャンスのあるクイズで間違えてしまった場合、問題を1問ずつスクショしたり、わざわざ紙に書くことなんてせずに、この機能で一瞬で画面が切り替わっても全画面を確認できます。

これは私がオンラインクイズを受けるときに毎回使っている相棒です。間違えてタブを消してしまった場合は、command+shift+Tで復活させることができます。

URL: https://chrome.google.com/

I Love PDF

上で話した通り、アメリカの大学ではオンライン上でDropboxなどに課題を提出することが多いです。そこで教授によってはPDFなど指定のファイルに変換したり、ファイルサイズを圧縮して小さくする必要があります。

そこで活躍するのが「I Love PDF」で、ファイルサイズを小さくするだけでなく、PDF→WordやJPG→PDFなどファイル形式も簡単に変更できるのでオススメです。

また、「Combine PDF」というサイトでは複数のPDFを1つにまとめることができるので、必要に応じて合わせて活用することもできます。

URL: https://www.ilovepdf.com/

Xmind

「Xmind」は自分の考えを絵のように表すための方法、マインドマップを綺麗に作ることができる無料ツールです。アメリカでは大量のエッセイやプレゼンをこなすことになるのですが、そのアイディアを固める手段として、ブレインストーミングがとても効果的です。

エッセイの構成を考えるときは、この作業が重要になってくるのですが、このツールは、そんなブレインストーミングを簡単に用途別に作成できるマインドマップの決定版です。

URL: https://www.xmind.net/

Udemy

Udemy」は私がもっともお世話になっているサービスです。こちらは世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、動画でさまざまな分野の講座を受けることができます。

有料ですが1つの講座あたり約$10(1000円程度)で購入でき、講師はその道のプロフェッショナルなので大変安くプロの授業を受けることができます。

日本にいたころからIELTSの対策授業などを購入していましたが、アメリカに来てからは難しい学部の授業などでついていけなかった分野やトピックの授業を購入して生き延びています。

私が今までに購入したのが「Business Statistics(ビジネス統計学)」と「Managerial Accounting(管理会計)」の講座で、このおかげで授業について行くことはもちろん、両方のクラスでAを取ることができました。

日本語にも対応しており、日本人講師による授業も充実しています。

Udemy」は難しい授業を取っている場合や、教授が微妙な場合に大いに活躍してくれる最強の学習ツールです。他にもコースは無数にあるので、自分の専攻に関係する講座や興味のある分野を受けてみてはいかがでしょうか。

Khan Academy」も同様にオススメのサービスです。

URL: https://www.udemy.com/

edX

「edX」はハーバード大学とMITが共同で立ち上げた、無料オンライン教育サービス。また、UCバークレーや京都大学などの名門も参加している今注目のサービスです。

「edX」では、無料で名門大学のオンラインコースを受講でき、それに合格すると修了証(有料)を発行することができます。修了したコースやLinkedinや履歴書にも載せることができ、学習だけでなくキャリア形成のためにも利用している人が増えています。

Coursera」が似たようなサービスで、こちらも大変人気です。

URL: https://www.edx.org/

Wolfram Alpha

「Walfram Alpha」は、超多機能な計算ツールです。アメリカの大学で、数学や統計学の授業を受ける際に活躍します。できることは、「微分・積分」、「行列」、方程式などの「基本的な計算」で、私は特に微積分の分野で助けられました。

数学が苦手な方や、一人でどう勉強していいかわからない人はぜひ使ってみてください。

URL: https://www.wolframalpha.com/

Prezi

「Prezi」は誰でも動きのあるプレゼン資料を作成できるツールです。「Power」ポイントが紙芝居のように複数のスライドが次々に遷移するのに対し、「Prezi」は1枚の絵やスライドの中を移動するように、ズームや視点を変えたりと立体的に駆け回るのが特徴です。

テンプレートも多数用意されているので、Tedのようなかっこいプロフェッショナルなプレゼンをしたい方はぜひ使ってみてください。

URL: https://prezi.com

Slides Carnival

「Slides Carnival」もプレゼン作成ができる無料のツールです。こちらは動きのあるスライドは作れませんが、洗練されたスタイリッシュでかっこいいテンプレートを探すことができます。

私がいつも使っているのはこっちで、GoogleSlideやPowerPointのどちらにも変換できるので大変便利です。プレゼンはアメリカの大学では本当に大事なスキルの1つなので、スライドにもしっかりとこだわりましょう。

URL: https://www.slidescarnival.com/

Canva

「Canva」もデザインツールですが、こちらでもおしゃれでかっこいいプレゼン資料を作ることができるのでオススメです。特に可愛いスライドを作りたいという女の子にはもってこいのツールで、豊富な種類のフォントがあります。

また、プレゼンだけでなく、ポスターや履歴書、インフォグラフィックなどこれ1つでなんでも作ることができる最強のグラフィックデザインツールです。

このウェブサイト「Reigo」でのアイキャッチ画像などもこちらのツールでほとんど作っています。

URL: https://www.canva.com/

まとめ

今回の記事では私が成績を保つために普段から使っているサイトやサービスを紹介しました。何か1つでもアメリカで奮闘する学生にとって役立つツールがあれば嬉しいです。

こちらの記事も随時更新していきますが、こんなのもある!という方がもしいらっしゃいましたら、コメントで教えてくれれば嬉しいです。

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英検1級・TOEIC970点・ニューヨーク在住
米国大学生のReiが全ての授業を担当し、
「英語の可能性」
を体感してもらいます。

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