Atsuさんオリジナル英単語帳「Distinction」を使ってみた感想

こんにちは。ニューヨーク州立大学に正解留学しているReiです。

TOEICや英検、IELTS、TOEFLなどの資格試験に特化した単語帳はこれでもかというほど存在するのに、もっとネイティブが日常的に使っているような単語やフレーズをコンセプトにした「日常で役立つ」英単語帳って意外とないんですよね。

もちろん資格試験の英単語帳も便利で、英検1級の単語も大学の授業でたくさん出てくるのでやっといて良かったと思っていますが、やっぱりネイティブ英語に直結する単語帳があるならそっちの方により価値を感じます。

そんな私のようにアメリカやオーストラリア、イギリスで頻繁に使われている「何気ない英語」を学びたい!という方にオススメなのが、英語学習者の間では知らない人がいないくらい有名なAtsuさんが手がけた単語帳「Distinction」です。

AtsuさんはもともとYouTubeで英語学習に関する動画を配信していて、私もAtsuさんの勉強方法を真似してここまで来ました。現在はAtsueigoという英語学習メディアも運営されています。そんなAtsuさんが今回オリジナルの単語帳を出したと聞き、アメリカにいる私ですが迷うことなく日本から取り寄せました(笑)

そこで今回の記事では

  • 「Distinction」とは
  • 特徴やメリット
  • 使ってみた感想

などを実際に使っている人の目線で書いてみました。「Distinction」の購入を考えている人にとって有益な情報となれば嬉しいです。

「Distinction」はどんな単語帳?

「Distinction」をざくっくり説明すると、「日本で英語を必死に勉強してもななかな出会うことがないけれど、ネイティブは海の向こう側で毎日使っている単語・フレーズ」を集めた今までありそうでなかった革新的な英単語帳です。

海外で活躍するために必要な英語力を日本にいる間に独学で身に着け、海外歴の長いAtsuさんだからこそ作ることができた究極の「学習者目線」でできた一冊だと思います。

また、収録されてる単語だけでなく単語帳のレイアウトや発音記号までもこだわっていて、Atsuさんが1人の英語学習者としても本当に欲しいと思えるような単語帳に仕上がっています。

Distinction概要
・400語収録(1~4レベル各100単語)
・全てのレベル語彙と同義語にチェックリスト付き
・Atsueigo式 単語暗記法
・発音記号解説
・音の変化と脱落の法則解説
・句動詞の解説
・各レベルの最後にチェックシート付き
・赤シート付き
・MP3 無料音声ダウンロード(アメリカ英語で単語、同義語、例文の全てを収録。1600トラック)
・全245ページ
・価格: 3500円(+送料)
購入はAtsuさんのホームページのみからとなっており、最初の発売では即完売となりました。現在は再販されていて在庫もまだあるようです。

購入者の口コミ

「Distinction」を購入した方の投稿を一部紹介します。

私のように海外在住でも取り寄せてる人がたくさんいるようです^^

アメリカ育ちの方でも勉強になる単語帳なんてそうそうないですよね。

記事内にも書いてありますが、日常会話や海外ドラマに出てくくる表現がてんこ盛りです。

「Distinction」の6つの特徴

ここではDistinctionの特徴をそれぞれ紹介します。

1. 音の変化・脱落を考慮した発音記号

Distinctionには単語より句動詞やフレーズをメインに収録しており、「look on the bright side(ポジティブに考える)」のように5単語からなるフレーズも多く見かけます。しかしこのような長いフレーズでも繋げて発音するのが大半なのでまるで3語しかないように聞こえます。

多くの単語帳は、句動詞やフレーズを収録していても発音記号が付いていないことが多く、単語を繋げずに発音を理解しないまま学習を続けている人がいるのが事実です。そのようなことを防ぐためにDistinctionには全てに発音記号が付いているのでよりネイティブに近い発音で練習することができます。

2. 実践的な例文を必ず2つ記載

多くの単語帳は例文が1つしか載っていないことが多く、他のニュアンスや文脈を見たいときは自分で調べるしかありません。しかし、Distinctiionでは例文が2つあるのでよろ単語本来のイメージを定着しやすくなっています。

また、例文と聞くと新聞からそのまま引っこ抜いてきたような堅い表現ばかりの英文を想像しがちですが、Distinctionは日常会話に置いて使われるような例文が多いので読んですぐに実際に使いイメージが湧きます。たまにめちゃくちゃ大学生じゃんっていう例文もあるので面白いです(笑)簡単に言うと「Real 英会話」に載っているような親しみやすい例文です。

3. 語源や由来を解説

英語表現の多くはその由来や語源があり、単語を暗記すると同時にこれを知ることで圧倒的に暗記作業が楽しく、ラクになります。例えばreinvent the wheelは「(無駄に)一からやり直す」という意味がありますが、車輪は最も古い重要な発明だと言われていて、それをまた作るということは「無駄に一からやり直す」ことと同じと考えられたからです。

単語や表現ができた理由を知るのって楽しくないですか?このように目から鱗の解説が他にもたくさん載っていました。

4. 語彙の意味を英語でも

みなさん英英辞典を使っていますか?私は英単語を調べるときは必ず英英辞典で調べて、どうしてもピント来なかったら英和辞典で意味を調べます。ほんの小さなことに聞こえるかもしれませんが、この作業が英語を英語で理解する「英語脳」を鍛えるのにとても効果的なんです。また日本語でずっと意味を覚えてしまうと、いざ英語だけの環境になったときに処理速度が落ちてしまいます。

Distinctionでは日本語の意味と英語の意味の両方があるので「英語脳」を鍛えることができます。また、言い回しの力を養うこともできます。

5. 覚える際に例文と意味が見えない配置

単語帳によっては単語のすぐ隣に意味や例文があり、このレイアウトだと暗記時に意味が予測できてしまうまたは全ての情報を同時に見えてしますことがありますよね。これを防ぐためにDistinctionでは左ページを見たときに、単語のみが視界に入りやすくなっているので、脳内で覚えているか瞬時にチェックすることができます。

かと言って意味や例文が離れすぎている訳ではないので、私が推奨しているカンニング学習法(わからなかったらすぐ確認、とにかく出会う)にもオススメです。

6. [意味→英単語]の学習ができるデザイン

基本的に単語帳は[英単語→意味]で覚えるように設計されています。しかし英語脳を鍛えるには英語の意味から英単語を覚えることが最も効果的だと言われています。Distinctionでは右ページに英語での意味そして、左ページに英単語があるのでこれにより[意味→英単語]の学習ができるようになりました。

英語の説明から英単語を予測する能力は海外の大学では必須の能力なので今のうちからトレーニングを積んでおくことをオススメします。

「Distinction」を徹底レビューしてみた

ここでは日本で英検1級、IELTS7.0を独学で取得した後にアメリカの大学に通う、Atsuさんとバックグラウンドが比較的似ている英語学習者である私が「Distinction」を使ってみた感想を紹介します。

英検1持ち・海外在住でもたくさん学べる

私は渡米前に英検1級に合格し、現在はニューヨークの大学に正規留学している私ですが語彙力には自信がありました。英検1級レベル以上の単語に日々触れ、常にアメリカ人に囲まれて生活していますがDistinctionを一周して知っている単語を確認したところ150/400程度しか知りませんでした。ちなみにひょーどるさんも154/400だと言っていたのでほとんどの方にとって勉強になる単語帳だと言えます。

レベルが上がるごとに知っている単語が減っていき、単語好きの私にとってたまらない一冊でした(笑)

かと言って本書に全レベル対応と書いてあるようにネイティブの英語に早くから近付きたいという方は高校生でも英検2級程度の実力があれば楽しめる単語帳です。

400語は決して少なくなかった

多くの単語帳は少なくとも1000語以上は収録している中で、Distinctionは400語しか収録していません。最初は少ないなぁという印象でしたが厳選に厳選を重ねた選ばれた単語のみしかなく、それぞれの単語に対しての情報量(由来や例文など)が半端じゃないので400語というのも納得でした。

実際に見ても1つ1つの単語が濃く、実は英語での同義語や説明はこれにカウントされていないので400以上の単語や表現を学ぶことになります。

海外ドラマで使われるフレーズが多い

パーッと見ていて、海外ドラマでよく見るフレーズがたくさんあることに気が付きました。私はNetflixで毎日のように海外ドラマを見ていますが、そのおかげでだいぶ語彙や表現の幅が広がりました。ドラマ「Friends」で出てくるようなフレーズもたくさん出てきたので収録語彙の実用性は間違い無いです。

例えばfreak~out 「パニックになる」はフレンズで常連のフレーズで、ロスがレイチェルの妹とデートに出かけた時に、レイチェルが「It freaks me out」と言っていたのがすぐに想像できました(笑)

このように海外ドラマをよく見る方や、これからドラマ学習を取り入れたいと考えている方にとっても良い教材になります。

前書き~補足情報が豊富で良い

本を開くと、本編(単語の部分)に入る前に、Atsueigo式の英語学習に関するさまざまなTIPSが収録されています。

  • 著者Atsuさんのプロフィール
  • 英単語暗記方法(記憶の忘却線)
  • 全発音記号の詳細な解説
  • 音の変化と脱落の法則

など、単語の勉強を始める前にすでに勉強ができます。単語学習の合間や勉強方針の確認などがすぐにできるようになっています。

ネイティブから教養があると思われる

Distinctionにはシャレの効いたフレーズや語源に歴史が絡んできるフレーズがたくさん載ってあり、その単語をネイティブとの会話で使うとめちゃくちゃ良い反応をされます。

実際私も収録単語のsilver lining「(悪い出来事の中の)良い側面」という表現を超ポジティブ人間なのでよく使いますが、これを聞いたネイティブの友達や先生はこんな表現を使いこなせる留学生はいないと驚いてくれました。Distinctionには使うだけでちょっと得できるフレーズがたくさん入っていますよ。

特に仕事で英語を使う人や留学する・している人にオススメ

Distinctionはある程度英語の基礎がある方にとってオススメできる英単語帳だと思いますが、個人的に特にオススメしたいのがネイティブに囲まれて、英語を使う仕事をしている人と、海外留学をする・している人です。

Distinctioに収録されている全ての単語・フレーズ・それらの例文に目を通しましたが、ビジネスシーンや大学生活(友達間・授業内)でそのまま使える表現をたくさん見つけることができました。

留学を将来考えている人は今のうちにネイティブが使う英語を予習しておくことで、より充実した留学生活を送れるはずです。

「Distinction」でネイティブに一歩近づこう

いかがでしたか?今回の記事ではAtsuさんオリジナルの英単語帳「Distinction」をみなさんと同じ学習者目線で徹底的にレビューして見ました。徹底的に解説した通り「Distinction」は全英語学習者の最終目標であるネイティブ英語に近づかせてくれる究極の英単語帳です。

また、発売したばかりですが、2020年度版の「英語教材完全ガイド」にてさっそく「Distinction」が上位ランクインし紹介されていました。
私も英語のプロとして、本雑誌にて英語教材の投票・評価をしました。「Distinction」にももちろん投票したので、今回紹介されて嬉しい限りです。このガイド本にはその他にも様々な教材がジャンル別かつランキング形式で紹介されているので、英語学習者の方はぜひ手にとって読んでみてください。
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