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【タイの名門】カセサート大学での留学生活を現地から紹介

こんにちは。当ブログを運営しているRei(@reimatsuda7)です。

今回はタイにあるカセサート大学に通っていたMasaさんをゲストとして招き、学校紹介をしていただきました。進学・編入にあたってのアドバイスを実際に通っている現地の学生目線から聞いてみました。カセサート大学に留学を考えている方にとってこちらの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

Contents

Masaさんの自己紹介

こんにちは、Masaです。 私が交換留学したタイのカセサート大学についてご紹介させていただきます。 欧米留学に比べると、まだまだ情報の少ないアジアへの留学について、少しでも多くの方に興味を持っていただければ嬉しいです。

Kasetsart Universityについて

Kasetsart Universityはタイの国立大学で、国内で最も歴史の長い農業大学です。バンコクにあるバンケンキャンパスを中心に、私が滞在したカンペンセンキャンパス(バンコクから西に80kmほど)の他、国内に複数の広大な演習キャンパスを有しています。

大学の特徴

最近ではインターナショナルプログラムに力を入れています。学部・大学院(修士・博士)留学生のために英語での授業が開講されており、英語で学位を取得することが可能です。

基本データ

規模 大規模
授業料 60,000-90,000バーツ/学期
学校の種類 国立研究大学
性別 共学
宗教 仏教など
人気の専攻 熱帯農業、獣医学
立地環境 バンケンキャンパス:都会、その他:郊外
治安 普通

必要英語力(学部入学)

TOEFL iBT 61, TOEFL ITP 500, IELTS 5

 

カセサート大学留学について質問!

カセサート大学での留学体験をMasaさんに質問して聞いてみました。

なぜカセサート大学留学獣医学部に交換留学したのですか?

将来の事を考えて、獣医学を英語で勉強する機会がほしいと思っていた時に、私の通っている大学とカセサート大学の間で交換留学制度が始まったため、思い切って参加しました。英語に関しては、カセサート大学のほとんどの教員が、アメリカやヨーロッパの大学院で博士を取得していることもあり、先生達とのコミュニケーションを取る上で困ることは全くありませんでした。また、ノンネイティブ同士で英語のコミュニケーションを取るので、会話スピードが速くなりすぎることがなく、自分の専門を英語で学ぶ機会の入門実践編として、非常に有効でした。

実際にどのようなプログラムに参加しましたか?

大学の教員(獣医師)とタイ人のクラスメート(5名程度)と共に、キャンパス周辺で牛や豚、鶏を飼育している農家の訪問診療を行いました。訪問時に農家から困っている問題を聞き取り、その問題の原因と解決策を学生・教員間で検討し、実際に処置を行う形式で実習は進んでいきます。また、勉強になった病気の症状(症例)については、症例発表会において、班員以外の同級生にも共有します。日本では教科書でしか見ることのできない動物の病気の症状や、東南アジアの一般的な農家経営についても生で見ることができたので非常に勉強になりました。

困ったことはありましたか?

訪問診療した農家から英語で聞き取りができないことは苦労しました。教員やクラスメートとは十分に英語でコミュニケーションを取ることができましたが、農家さんはほとんど英語が話せないため、クラスメートを介して、私の質問を聞き取ってもらっていました。とはいえ、確かに苦労したものの、カセサート大学の学生は皆さんとても親切なので、こちらが本気で勉強したい気持ちが伝われば、嫌な顔ひとつせず、いつも丁寧に勉強に付き合ってくれたので、全くストレスにはなりませんでした。

放課後や週末は何をしていましたか?

私の放課後の過ごし方は全く参考にならないかもしれませんが、毎日夜遅くまでタイ人の獣医学生と共に症例の勉強や発表準備を行っていました。カンペンセンキャンパスの学生は、基本的にアパートを借りて一人暮らしをしているので、夜ご飯もクラスメート達と食べて、毎晩遅くまで大学の空き教室で勉強していました。日本でも6年生最後に行われる獣医師国家試験の3ヶ月前くらいからは、同級生と集まって一日中試験対策を行うので、獣医学が覚えることが多い点については、タイも日本も変わらない印象を受けました。一方、週末は良く、バスや電車に乗りついで、バンコクを観光していました。バンコクは経済発展の真っ只中で、急速な近代化が見られるので、「日本の高度経済成長期もこんな感じだったのかな」と勝手に想像していました。また、バンコクには有名なお寺が多かったので、お寺巡りもよくしていました。20代になって、しかも、交換留学目的でやって来た場所で仏教に詳しくなるとは思いませんでしたが、タイではお寺がデートスポットになるほど、仏教が生活と密接に関係しているので、仏教の勉強もするとタイの生活が更に楽しくなると思います。

英語力は向上しましたか?

3ヶ月間、毎週2回以上、英語でプレゼンテーションを行っていたので、スピーキング力が格段に向上しました。帰国後に初めてTOEFL iBTを受験したのですが、82点を取ることができました

寮生活?ホームステイ?

インターナショナルドミトリーで寮生活をしていました。キッチンはないので、基本的に3食外食でしたが、タイでは外食が安く(1食100円程度)と一般的なので、生活には全く困りませんでした。ちなみに、タイ料理はめちゃくちゃおいしい上に、現地の周辺事情に詳しくなると、日本食レストランも見つかったりするので、食生活については大満足でした。

まとめ

いかがでしたか?今回はタイのカセサート大学に留学していたMasaさんに、留学生活の体験をシェアして頂きました。カセサート大学やタイに留学を考えている方にとってこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

Reigoでは英語学習だけでなく、留学経験者のインタビュー記事もこれからどんどん更新していくので応援よろしくお願いいたします。

今回ご協力してくださったMasaさん、ありがとうございました!

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