
こんにちは。ニューヨークの大学に通っているRei(@uver0527rei)です。
先日ボストンで行われる、日本人にとって最大級の就活イベント・ボストンキャリアフォーラム2019に参加してきました!
私はまだ3年生ということもあり、軽い気持ちで下見程度に来てみようと、準備を始めたのは約1ヶ月前でした。しかし、実際はかなり有意義な時間になり、本記事のタイトルにもあるように実はイベント期間中に内定を合計で7つ頂くことができました。
そこで今回の記事では、
- ボスキャリって何?
- 事前準備
- 当日の流れやコツ
- 内定を取るために意識したこと
- 泊まったホテルや交通手段
- 企業の方とのディナーやランチ
などなど、イベントまでの準備期間から当日の内定までの私の行動を時系列に体験談としてまとめてみました。ボスキャリに参加される方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
Contents
ボスキャリって何?
まずはボスキャリについて簡単に説明します。ボスキャリとはボストンキャリアフォーラムの略で、毎年ボストンで行われる英語と日本語を話すバイリンガル向けの超大規模な就活イベントです。
だいたい11月の中旬頃に行われるようでですが、2019年は11/1~3の日程で、ボストンにあるBoston Convention & Exhibition Center (BCEC)という場所で行われました。去年はHynes Convention Centerという違う会場だったようです。
会場の入場事態は無料で、参加資格も日本語と英語の両方が少なくとも初級レベルであり、交換留学でも正規留学でも1年以上の留学経験があれば誰でも参加することができるイベントです。
参加企業は約250社
ボスキャリのすごいところは、日本から一気に約250の企業が集まる点です。世界を代表するAmazonやUberなどのIT企業や、BIG4から、商社などのグローバルな企業が3日間で集結し、採用活動をするという日本でもない規模感で行われる超特大就活イベントです。
そのため私のようなアメリカに住んでいる正規留学生以外でも、わざわざ日本や他の国から飛行機で来る留学生も少なくありません。
内定までのスピードがすごい
ボスキャリの更にすごいところは、内定までのスピードです。通常の就活だと1社に対してだいたい1ヶ月くらいかけて選考に参加したり、半年くらい就職活動をするのが一般的だと思いますが、ボスキャリでは3日で内定がバンバン出ます。これはマジです。
もちろん、その学生の能力やスキルによって内定の数や出るか出ないかは変わりますが、しっかりと準備をし、異国の地で学業を頑張りインターンシップなどを行なっている学生には内定がしっかり出ます。
実際に私も、イベント前の段階で内々定をもらい、2日目には他の複数の企業からも内定をもらっていました。なので1日、2日でも内定が出るのがボスキャリです。
内定までの流れは下にまとめてあります。
会場: Boston Convention & Exhibition Center (2019年)
対象者: 1年以上の留学経験者かつ日英バイリンガル
参加企業数: 約250社
交通費補助:トラベルスカラシップ有
開場: 9:00
閉場:15:00
事前準備編【超重要!】
それでは早速ボスキャリ当日までに行うべき「事前準備」について紹介します。ボスキャリの成功は事前準備にかかっていると言っても過言ではないくらい、重要です。
私は正直1ヶ月くらい前から準備を始めましたが、理想としては2、3ヶ月前くらいです。
ここで参考程度にですが、内定を7つ貰った私のスペックを軽く紹介したいと思います。
プロフィールと共通レジュメを用意
まずはCFN内で使うプロフィールと共通のレジュメを用意します。このレジュメがないと企業に応募できないため、こちらは登録後まず始めにやることです。
あらかじめテンプレートがあるので、入力するだけで履歴書が作ることができ、日本語と英語両方作ります。ここでは出来るだけスキルや経験をアピールできるようにたくさん埋めましょう。
ほとんどの企業はこの共通レジュメを使って応募できるので、わざわざ自分で1から作る必要がなく、とてもありがたいです。
企業によっては求められる場合があるので注意しましょう。
CFNを通して企業へ応募
共通レジュメが完成したら、さっそく企業に事前応募しましょう。
事前の応募は、参加企業一覧のページから行うことができ、企業によって日本語だったり英語のレジュメを求められます。また、レジュメの提出に加えて、「志望動機」や「自己アピール」などの追加質問に答える必要がある場合があります。
また、応募後すぐに動画の提出を求められる企業もたまにあります。
ちなみに私は3年生だからとりあえず応募しまくって来年の練習をしようと、30社くらい応募したのですが、(嬉しいことに)その内の25社くらいほとんどの企業の書類選考に通ることができ、あとで大変な目にあいます、、(笑)
ESやWebテストなどの課題を提出
応募が完了したら、企業からマイページの案内が来て、ページ内でのエントリーシートの提出や、Webテストの案内がきます。テストなどは無しに、そのままWeb面接の案内がくる場合もあります。
WebテストはいわゆるSPIのような試験が一般的で、私は決して頭が良いわけではありませんがこれで落とされた記憶はないです。
不安な方は、対策本を一冊買っておくと安心です。こちらが1番オススメです。
二次面接で落とされましたが、Uberは書類選考に合格したあとに、独自のデータを扱う試験があったり、オリジナルのSPIの形式とは全く異なる試験を用意している企業もあります。
そのような試験はだいたいデータを読み取る、統計っぽい試験が多いので、その勉強はしておくことをオススメします。私はビジネス統計学の授業をちょうど取っており、大嫌いでしたがかなり救われました。
また、パーソナリティ診断を求められる企業も多かったです。
応募しまくって、ほとんどの書類選考に合格した私は10月の間、ほぼ毎日WebテストやESの提出、パーソナリティテストを受けて、寝るのも朝3、4時がずっと続いたのでかなり地獄でした。
Web面接
上記のような課題を提出し、その選考に突破するとWeb面接の招待がきます。そしてここからが本番です。
ボスキャリは3日間ですが、勝負は1ヶ月前のWeb面接から始まっています。多くの企業は「Skype」を使いますが、「Zoom」や「BlueJeans」などもよく使われます。
Amazonのように独自のビデオチャットツールを持っている企業もありました。
このWeb面接が厄介なのが、企業が日本時間で面接時間を設定してくる点です。時差を考慮してスケジューリングする必要があるので、下手をしたら夜中や早朝に実施されることも少なくありません。
私は事前面接も20社くらい行なったので、その期間はめちゃくちゃ予定管理が大変でした。
企業の中には、アメリカ時間で表示してくれる予約ツールを使ってくれるところもあり、それだけで好感度はアップしますよね。
Web面接は個人の場合も、グループの場合もあり、私はどちらも経験しました。私はカジュアルな服装で面接を受けてましたが、グループで出会った人の中にはスーツを来てる人もいました。全てTシャツで受けましたが、選考はしっかりと突破できたので、正直どちらでも良いと思います。
Web面接の回数ですが、多い企業で事前に4回行なったり、複数回行いました。私のことを気に入ってくれた企業は、イベント前の1週間前の時点で内定をくれ、他2つの企業からもボスキャリで最終である役員・社長面接に進めることがこの時点で確定していました。
その内の1つが今回の私の本命である、シンガポール勤務のポジションで、私の経験を高く評価していただき、3次面接の段階で非公開の求人オファーまで出してくれました。
当日のスケジュールを確認
Web面接などを一通り行なってからやっと、当日の大まかなスケジュールを立てることができます。
私の場合はWeb面接を含む全ての事前選考が終わったのがボスキャリの3日前でしたが、その時点でボストンでの現地面接の数は18個でした。
これはベースに過ぎず、Walk-inや説明会、セミナーを入れるともっと予定はパンパンになるので、スケジューリングは戦略的に行います。
私のアドバイスとしては、12:00などのランチの時間は面接を避けることです。理由としては企業によってはランチ会に誘ってくれるので、私はそのせいで面接を2日間ともずらすことになりました(自分がランチを食べたかっただけw)。
ホテルや航空券を予約
ボスキャリに参加することが決まった瞬間に、ホテルやバス、航空券は予約しましょう(早ければ早いほど安い傾向にあります)。
私の場合はニューヨークに住んでいるので、大学の近くからレンタカーを借りてボストンまで自分で運転して来ました。
ホテル予約の注意点としては、ケチらないことです。なるべく徒歩15~20圏内のホテルやairbnbを使うようにしましょう。というのも、当日はトラブルが発生しやすく、何と言ってもめちゃくちゃ疲れます!!
なので会場から近いところに止まるという点に関しては、お金をかけるべきだと思っています。ボスキャリ期間は日本人がこぞって予約するので、ホテルの予約は特に優先してすることをオススメしています。
ちなみに私はチャイナタウンにあるめちゃくちゃ良いホテル(値段ではなくて)に泊まったので、後で紹介します。
- スカイスキャナーで航空券を買う。
- Booking.com
でホテルを予約。
- Rentingcarz.comでレンタカー予約。
↑とりあえずこれだけやっておけば後は行くだけです。
ちなみに、ボスキャリの会場まで徒歩で行けるオススメのホテルをこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください(まとめるのにめちゃくちゃ時間かかりました)。
ボスキャリ前日
今年のボスキャリ前日は10/31でした、はい、ハロウィンです。
でかいハロウィンパーティはその1週間前にあったのですが、一応本番の日だったので大学にはハロウィンモードがありましたが、そんな中自分はボスキャリのことで頭が一杯です。
この日の私の大雑把なスケジュールはこんな感じです↓
12:00: 起床。この日はボストンまで運転5時間かつ、数学のテストのせいで到着が夜中になることが確定してたのであえてたっぷり寝ました。
13:00: 図書館でレジュメを日本語・英語20枚ずつ印刷
16:00 数学のテスト勉強と荷物の準備
17:00 数学のテスト(気合いで10分で終わらせる)。レンタカー屋に18:00までに行かなけらば行けなかったので、秒速で数学のテストを受けました(ちなみに100点でした)。
17:30 ルームメイトにEnterpriseまで送ってもらい、車を確保。
18:00 大雨の中ボストンへ出発
23:00 ボストン到着(運転まじで疲れました)。
23:30 駐車場に車を止め、ホテルにチェックイン。
24:00 ジムを見た瞬間に元気が湧き、トレーニング開始(アホ)。
25:00 面接がある企業研究。
26:00 就寝
ホテルがめちゃくちゃ良かった
Twitterにも投稿したんですが、今回泊まった「Moxy Downtown Boston」というホテルがめちゃくちゃオシャレ&綺麗で疲れがぶっ飛びました。
ニューヨークから5時間運転して、やっとボストン着いた、、。
死ぬほど疲れてたけど、安かったホテルがめっちゃ綺麗でジムも良さげで一瞬で回復した🔥
実はある企業からもう1 つ内定頂いてるんですが、明日からのボスキャリ頑張ります😀 pic.twitter.com/CWqgRqipkd— Rei🇺🇸英語ブログ (@uver0527rei) November 1, 2019
以外といいねをもらえて、ホテルの名前を教えてください!と4名の方からDMも頂きました(笑)
Booking.comでこのホテルを予約(もちろんセルフバック)したのですが、3泊で$200くらいで安かったのにとても綺麗で、ジムもあり、部屋からの景色も最高だったのでオススメです。
場所はChina townということもあって、「Gong Cha」などのBubble Teaもたくさんあります。目の前にはセブンイレブンもあるので便利でした。「Moxy」は東京にもニューヨークあるらしいので、今度そっちも泊まってみようと思います。
ちなみにトロント大学に通うAiraさんが、ニューヨークにある「Moxy NYC Chelsea」に泊まった感想をこちらの記事にまとめているのでよかったら参考にしてみてください。
彼女のブログやInstagramでは、他にも留学や海外の情報が盛りだくさんなのでぜひチェックしてみてください!
ボスキャリの話に戻ると、実はこの日にある企業からディナーに誘われていたのですが、数学のテストのせいでこの時間に到着するということで、行けませんでした、、、。このように前日からディナーに誘ってくれる企業はけっこうあるので、テストなどがない限り早めに着いた方が無難です。
ボスキャリ1日目
それではボスキャリ1日目についてお話ししたいと思います。この日は面接が10個確定していたのですが、Walk-inで出した2つの企業から面接をしたいと電話を頂き、結果的に初日は12個の面接を行いました。
8:45: 会場入り
9:00: 面接
12:00 企業の方とランチ
18:00 基本的にずっと面接
18:30 企業の方とディナー
10:00 友達とロブスターロールを食べに
11:00 ホテルに戻る
会場入り
8:45頃に会場に到着したのですが、もうすでに人で溢れかえていました。本当にアメリカ?ボストンなの?ってくらい日本人に囲まれて、面白かったです。
見渡す限り黒のリクルートスーツを来ている学生が多く、髪の毛も日本の就活のようにキチッとしている人が多かったです。でもチラホラ金髪や私服に近い人、紫色の髪の毛の人もいました。
自分も濃いめのネイビーのスーツで、ZARAで安く買ったのですが全然リクルートスーツではないです(笑)ネクタイも柄つきのグレーで、ワイシャツもストライプ入りで、就活用ってより自分が来てて自信を持てる服装で来ました。
企業の方にもスーツの着こなしを結構褒めてもらえて嬉しかったです。選考にも特に影響はなかったので、全然黒のリクルートスーツ持ってなくても大丈夫です。
1つ目の内定をもらう
スケジュールにも書いたように、ボスキャリ当日の午前中に1つ目の内定をある企業からもらうことができました。こちらは外資系ITのめちゃくちゃ伸びてる会社です。
この企業とは事前にオンラインで2回面接をし、本当は3次面接でしたが、「君、内定出しちゃうね!」と言われて内定をもらうことができました。
実はこの企業、2年生の頃に受けてかなり採用には慎重なイメージがあったのですが、ボスキャリになった瞬間人が変わったようにあっさり内定を頂けて、ボスキャリのこの特別な雰囲気?って改めてすごいなと思いました。
もちろん自分自身もパワーアップし、学年が上がったことも関係あると思いますが、ボスキャリになると内定を出すまでの企業のハードルが全体的に下がっているように感じました。
ちなみにインタビュールームはこんな感じ(アポイントがある学生だけ入れます。)↓
ランチ会に招待され参加
午前中に面接をした、企業に「この後時間ある?あったらランチ会に参加して欲しいんだけど」と言われ、自分にとってかなり魅力的な企業だったので即答で「空いてます!」と参加してきました(本当はがっつり面接あったけど調整してもらいました)。
ランチ会は近くのシーフードのお店で行われ、雰囲気はかなりカジュアルで人事の方や役員の方がいて、会社のことから関係ない雑談までかなり楽しめました。
ロール系の寿司ですが、久々に酢飯を食べることができてとりあえず幸せでした、、。
2つ目の内定
ランチを食べた企業の方に、14時に最後に会って欲しい人がいるからブースに来て欲しいと言われ、行ってみるとその人は自分が入社した場合の直属の上司にあたるであろう人でした。
その方とは10分くらいしかお話ししてないのですが、その場で内定のオファーを頂けました。
正直ただのランチ会だと思ってたので、超リラックスして普通に食事を楽しんでいたのですが、おそらく選考の一環だったようです(笑)
Walk-inで企業から連絡が
面接の待ち時間で、セミナーや説明会に参加する時間はなかったので適当に会場をぶらぶら歩いて、Walk-inを募集している企業にレジュメをいくつか入れたのですが、そのうちの2社から面接のオファーを電話で頂けました。
なので特に日本から来る学生ですが、アメリカで使える電話番号を持っておく必要があります。
また、正直Walk-inはそんなに期待してなかったのですが、とりあえずBoxに出しておいて良かったので、皆さんもバンバンレジュメをばら撒きましょう。
5つ最終選考に進む
ランチの後も会場に戻ってからは、相変わらず面接三昧でしたが、無事に12個の中から2つ内定と、5つ最終選考に進むことができました。
そのうちの2つは英語での面接で、ボスキャリでは珍しいH-1ビザのサポートをしてくれる企業(商社)の選考も進むことができました。
面接官の方には、「今日聞いた中で1番君の英語が上手いと思ったよ。まだ1年しかアメリカいないの嘘でしょ?」と言っていただけで、英語大好きマンの私は正直内定よりもテンションが上がりました。
内定者ディナーに参加
初日の夜は最初に内定を頂いた企業のディナーに参加してきました。楽しかったです(適当)!
ディナーはロブスターがメインのシーフードのお店で、お肉やパスタなどがありめちゃくちゃ美味しかったのですが、シェアして食べたので量があまり足りず、ディナーの席で仲良くなった他の内定者と一緒にロブスターロールを食べに行きました(笑)
ボスキャリの醍醐味は友達作りでもありますね。情報交換もできて、イベント期間中は積極的に仲間づくりをすることをオススメします。
役員や人事の方とディナー行ってきたのですが、量が足りなすぎて(美味しかったけど)一緒に選考に進んでる学生とそのままロブスターロールのお店行ってきました🦞(笑)
ボストンにロブスターのお店ありすぎて、どこ行けばいいのかイマイチわからん、、:( pic.twitter.com/khsB3IHwgJ— Rei🇺🇸英語ブログ (@uver0527rei) November 2, 2019
こんな感じで初日からめちゃくちゃ充実しました。そして、そうです、私の大好物はロブスターなので、ボストンはという場所は自分にとって天国です。
ボスキャリ2日目
充実した1日目を過ごし、めちゃくちゃ疲れた状態でホテルに戻ったのですが、なぜか当たり前のようにジムに行き、超絶寝不足ですが2日目です。
この日は9つ面接が確定しており、その内の6つは最終選考で本命の選考もこの日だったので、1番大事な日ということでアドレナリンばんばんで会場に向かいます。
10:00:面接
11:00 面接
12:00: 友達とランチ
13:00 面接(本命内定)
14:00 面接
15:00 内定式
16:00 面接
17:00 面接(インターン確定)
18:00 面接
18:30 ディナー(内定)
3つ目の内定
この日も9時から面接があり、誰もが知っている超有名企業にHR Specialistとして応募したのですが、私の採用の経験と、人材を育てるという点についての熱意が伝わったおかげか、「君さ、もう内定出しちゃうんで、一緒にやろうよ!」と言われ、内定を頂くことができました。
その企業は社内で英語人材を育てるための改革を本格的に始めるそうで、新しいプロジェクトとしてリーダーを探しているらしく、自分の英語学習メディアや英語講師の経験をとても評価してもらい、ちょうど自分のような人材を探していたと言われ、もし入社したらいきなりプロジェクトのリーダーをやらせてもらえると言っていただけました。
私の場合はまだ卒業までまだ1年半あるので内定承諾はしていないのですが、来月くらいから業務委託という形で、リモートでもいいからもうプロジェクトを始めて欲しいと言われ、とてもいい経験になると思うのでこのオファーは受けようと思っています(正直めちゃくちゃ楽しみ)。
フードコートで友達とランチ
2日目の昼は、日本で知り合った友達と偶然会ったのでランチをしました。彼女はアメリカのコミカレを卒後済みで、今はOPTを使ってニューヨークに残り仕事をしており、その話や情報交換、相談に乗ってあげました。
彼女も正規留学ですが、コミカレ卒は学士号でなく準学士号なので、短大扱いになり、それが原因で日本の企業にもあまり相手をしてもらえないと言っていました。
OPT先も日系の企業で、ビザサポートの話も無さそうと言うことなので、真剣に進路に悩んでいました。
自分も今の大学を卒業後にOPTでアメリカの企業で働くという選択肢もあるのですが、ビザサポートをしてくれない場合ことを考えるとかなり賭けになるので、その辺は本当に悩みどころです。
カナダのように3年間働ければなぁと時々思います、、、(笑)
4つ目の内定(本命)
友達とランチを食べた後は、今回のボスキャリの大本命である面接です。この企業のコアは人材系ですが、やっていることは多岐に渡り、海外展開もしてめちゃくちゃ伸びており、今後も加速は間違いない会社なので、少し前から注目していました。
また、私がインターンシップをしていた、大好きなスマートキャンプという超ホワイト企業と何となく雰囲気も似ていて、いい意味でのカジュアルっぽさが自分に合っていそうだなと直感的にいいなと思いました。
今回私が応募していたポジションは、シンガポールにあるグループ会社の現地採用枠で、新卒1年目から海外勤務です。海外展開している企業でも最低3~5年は海外勤務までかかるかつ行ける保証もなく、そんなに待てない私にはとても魅力的な求人でした(もちろん事業内容や待遇も)。
まずは一次の書類選考に合格し、人事の方と二次選考をWeb上で行い、Skype中に三次面接の案内をもらえ、その場で日程調整をしました。
三次面接は人事の責任者の方で、少し鋭い質問等もありましたが、自分のことを高く評価してもらえ、「もったいぶりたくないから、松田くん用に非公開の特別求人オファー出させてもらうね!」と言っていただき、死ぬほど嬉しかったです。
四次面接は、シンガポール現地の社長の方でした。この時点で始めて現地の方とお話しできて、より具体的な職務内容や待遇から、現地の雰囲気などを教えてもえました。それよりも社長の方が素敵な人で、普段は生意気な自分もこの人の元で働きたいと本気で思えたり、何回もこれからの事後展開を聞く中で熱くなることができました。
本当は30分の面接の予定でしたが、1時間以上も話し込んでしまい、面接の最後には「今日たくさん話して、Rei君と一緒に働きたいと思ってる。」と言っていただけて、ボスキャリ当日の最終役員面接に進むことができました。また、「内定出ると思うよ!役員面接は形で、最終的に決めるのは俺だからね!」と言っていただけて、部屋で大きなガッツポーズをしました(笑)
そんな感じで役員の方と面接を行いましたが、やはり1年目から海外勤務のポジションは慎重になるので、めちゃくちゃ鋭い質問だらけで心臓ばくばくでしたが何とか会社のビジョンや自分の経験、志望理由を繋げつつも上手く答えることができました。
本当はメールで結果が通知されるようでしたが、私はその場で内定をもらうことができました。他の社員さんと違って、かなりクールな役員さんでしたが、内定をくれるときに「シンガポールの社長から猛烈なラブコール貰ってて、落としたら俺怒られるから(にこっ)」みたいな感じで言われ、一気に肩の力が抜けたのを覚えています(笑)
Web選考の他にも、この企業独自の課題やテストがたくさんああり、第一志望から内定を頂けて本当に嬉しかったです。ボスキャリに来て良かったと思えた瞬間でした。
内定式に出席
いくつか面接をこなした後、上でお話ししたシンガポール勤務のオファーを貰った企業のブースで内定式が行われました(はやい!)。
いわゆる同期にあたる他の内定者の方とここで始めてお会いしたのですが、海外採用は自分だけだったので少し複雑でした(笑)
内定式では、立派な内定書の授与と、内定承諾書の説明や、入社までの連絡事項などの説明が行われ、会社のTシャツや充電器などのグッツまでくれてすごいなと思いました。
他にもいくつか内定をいただきましたが、ここまでやってくれる会社はここだけでした。そしてこの遊び心のある社風や社員さんのカジュアルさ?が自分が好きなのだと改めて思いました。ガチガチの年功序列で、Slack?SaaSってなに?みたいな人がいる企業には間違っても行けません、、。
米国勤務のインターンのオファー
1日目の行われた英語面接に合格し、二次面接を終えて、アメリカに本社を構える商社から夏休みにシカゴで行われる、内定を前提としたインターンシップのオファーを頂くことができました。
この商社は米系なのでボスキャリには珍しい(多分唯一?)、1年目からH-1ビザのサポートをしてくれる超絶太っ腹な企業です。
アメリカ勤務なので、高い英語力はまず前提なのでそこから選考に入るようで、その英語面接に合格した私は、次に社長面接を行いました。今回の面接は日本語で行われ、業界についての理解度や、商社を希望する理由、アメリカに住み続けることは可能かなどいろいろなお話をしました。
私は卒業まで1年以上あり、この企業から内定をその場で頂くことはありませんでしたが、内定を前提とした本社があるシカゴでのインターンシップのオファーを貰うことができました。
まだ今までにインターンシップを行ったことがないらしく、調整中なので連絡待ちですが、最終的にはアメリカに戻りたいと思っていた私にとっては正直最高なオファーでした。
とりあえず他の内定を確保しつつも、インターンシップで結果を残してビササポート有りのアメリカ現地採用もここから目指す予定です。
なのでこちらの今後の活動もお楽しみに!(笑)
ディナー(5つ目の内定)
2日目の夜は、まだ選考中の企業の役員の方や人事の方とディナーへ行ってきました。他にも10名くらい学生がいて、みんな選考中なのでピリピリしてるのかなと思っていましたが、かなりカジュアルな雰囲気でとても楽しかったです。
レストランは、ボストンで定番?の「Legal Test Kitchen」で、他の企業のディナー会場にも使われていました(笑)コース料理で、クラムチャウダーから始まり、サラダ、メイン、デザートとお腹いっぱいになりました。クラムチャウダーめちゃくちゃ美味しかったです。メインのお肉も最高でした。
3時間くらいお店にいたのにあっという間に時間が過ぎるくらい楽しかったです。また、お店の前で解散モードで雑談をしていると、自分だけ呼ばれお店の中に戻されて、なんだと思ったのですがその場で内定のオファーを貰うことができました。
正直めちゃくちゃビックリして眠気が一気に冷めました。他の学生には内緒ねと、内定書をすぐカバンに入れるように言われ、何事もなかったようにお店を役員の方に言われ出ました(笑)
会場にはBIG4でインターンをしていたりする優秀な学生(ちなみに3ヶ月で160万くらい貰ったらしい)や、修士の学生もいたのですが、自分がその中でも良かった!みたいなことを言われてとても驚いています。
ちなみにその企業は帰りのUberまで手配してくれて、好感度上がりまくりでした。
今日も企業からディナーに誘われ、会場には他にも学生が10名くらいいたのですが、最後に自分だけ残され何だと思ったら内定のオファーを正式にもらえた。
面接の感触はバツグンだったけど2回だけで内定貰えて、さすがにびっくりしてる。
この肉がとにかく美味かった。 pic.twitter.com/KsIDq1tkea— Rei🇺🇸英語ブログ (@uver0527rei) November 3, 2019
ボスキャリ3日目
3日目は参加しない学生がけっこう多いのですが、自分は最終選考がいくつか残っており、ある企業からランチ会にも誘われていたので参加しました。
もう11:00くらいからブースの解体を始める企業もあり、3日目は朝からほとんど終了モードです。
9:30 ホテルチェックアウト(レンタカーに荷物をぶち込む)
9:50: 会場入り
10:00: 面接(内定)
11:00: 面接(内定)
12:00 ランチ会
13:00: 内定者の会社説明会
14:00: 面接
15:00: 進路相談
16:30: 内定者ディナー
21:00: 解散・地獄の運転
6つ目の内定
1日目から面接を行っていた企業に、総合職のポジションで内定オファーを頂くことができました。
この企業は面接を全て点数化しているようで(他の企業もかな?)、最後に論理的な思考ができる人材として大変高い数値が出ていますみたいなことを言われてありがたかったです(笑)
これは他の企業の人事の方にも面接後に何度か言っていただくことがあるのですが、これは英語だけでなく、母国語のトレーニングも行っていたのが効いたことかなのかなと思っています。
私の行った論理的に言語化するための母国語のトレーニング方法はこちらの記事で紹介しています(けっこう読まれてます!)。
ちなみにディナーのお誘いを受けたのですが、めちゃくちゃ正直にもう他の企業からお誘いがあるので、厳しいですと言ってしまいました。
人事の方からは「そっちの企業を優先するのですね、、。」みたいなことを言われてやっちまったなーと思いました。てか、どっちかというと怖いと思いました、言い方が(笑)選考結果には響きませんでしたが(笑)
適当に大学に帰らないといけないとかなんとか言えばよかったです。
7つ目の内定
イベント期間中に貰った最後の内定は、テクノロジーと旅行業界でかなり伸びているある企業です。知っている人もかなり多いはず。
最終面接は英語で行われ、旅人としての自分の旅行業界に対する熱い想いと、マーケティングの経験や、自分のバハマなどの旅行記を見ていただいてとても興味を持ってくださり内定を頂くことができました。
ちなみに同僚の半分は外国人で、日本にありながらも超グルーバル企業で、業務は全て英語で行われます。
そして私が勝手に頼んで、日本の一時帰国時に内定者として、この企業でインターンをさせてもらえることにもなったので楽しみです。
ちなみに私のバハマの旅行記はこちらです(読んで!)↓
企業のランチ会に参加
1日目と2日目で面接をした企業のランチ会に誘われたので、参加してきました。会場から徒歩5分くらいの近さにあるホテルのレストランで、料理がめちゃくちゃ美味しかったです。
いつも昼ごはんは適当に済ませる自分にとって、ご馳走でした(笑)
他のディナーやランチ会同様に、席は指定されていて、自分は入社した場合の上司にあたる人に囲まれた席で、仕事の話やその人の話を聞くことができ、雰囲気も楽しくてすごく良かったです。
特に自分の隣にいた女性の社員さんがかなり熱い人で、自分とめちゃくちゃ似ていて、意気投合し何回も一緒に爆笑しました(笑)企業の方とランチを食べているといより、本当に友達と食べているような感覚でめちゃくちゃ楽しかったです。
ランチ後にはその企業の方から、次のステップの案内がきたので引き続き受けてみようと思います。
こんなことを言っていただけて嬉しい限りです、、。
キャリア相談に乗ってもらう
ランチを終え、選考も全て終えた私は16:30からシンガポール勤務のオファーを頂いたディナーの約束があったので、暇つぶしにと、今回のボスキャリの主催者であるDiscoさんの無料キャリア相談を受けてみました。
「履歴書の添削」「模擬面接」「進路相談」などの項目があり、私は最後の進路相談を受けました。3年生で内定を7つ持っていると言うと、ビックリして、相談なんてあるの?と言われした(笑)が、一応自分の中でほとんど答えは決まっていたのですが、内定先の決め方のアドバイスを少し頂きました。
自分のバックグラウンドややりたい事をまず理解した上で、アドバイスをしてくださりとてもためになったのでなんとなく立寄ってみたのですが、とても有意義な時間になりました。しかも共通の知り合いもいたので世間は狭いなあと改めて思いました。
内定者ディナー
ボスキャリ最終日は、16:30という少し早い時間からですが、シンガポール勤務のオファーを貰った企業の内定者ディナーに参加しました。
場所は「Maggiano's little Italy」というレストランで、最終日ということもあり1番美味しかったです(幸)。企業の方もどんどん好きなの頼みなと言ってくれて、みんなで半端じゃない量を頼んで、美味しいステーキやシーフードをたらふく食べました。
他のランチやディナーでもそうですが、学生でもお酒を全然飲んでいました。自分は運転がある&お酒が弱いのでコーラですが(笑)
雰囲気も楽しく、この会場でもたくさん笑いました。仕事の話や今後のビジョンもより具体的に聞くことができて、本当に有意義な時間になり、ボスキャリを最高のディナーで締めくくることができました。
振り返り・今後について
こんな感じで3日間のボスキャリとても充実し、あっという間に終わりました。
もともと行こうと思ったのは記事のネタにするというナメた理由だったんですが、いいなと思える企業に出会えて、人事や役員の方ともたくさんお話ができ、内定もいただけ、ご飯もほぼ全食事食べさせてもらえて、友達もできて3年生ながら行って本当に良かったです。
第一志望であったシンガポール勤務のポジションで内定を貰うことができましたが、実はまだ最終的な内定承諾書はどの企業にも出していません。
というのもOPTを選択肢があるのなら、簡単に捨てるべきだとは思っておらず、まだH-1ビザでアメリカにそのまま残るという可能性がゼロではなくなり、少し希望が見えてきたためです。
やはり自分はアメリカでビジネスをしたいという思いが強いため、そこら辺は今後も模索中です。とはいえ中国やシンガポール、インドなどの他の国も魅力的なので気持ち的には3~4箇所くらい同時に働きたいです(笑)
ちなみにボスキャリ期間中に頂いた内定の数は7つですが、まだ選考が進んでいる企業や、日本で最終面接を行うという企業もあるので、最終的な内定の数はおそらく増える予定です。
まとめ
長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回の記事では私のボスキャリの内定までの流れをかなり詳細にまとめてみました。面接のコツや、会場を効率的に回る方法などはまた別の記事でまとめようと思っています。リクエストや質問等あればいつでもコメントしてください!
とりあえず2年生でも、3年生でも早すぎるということはないので、少しでも迷っている方は実際にボスキャリに参加してみてください!
準備の手順から内定を取るまでのプロセスはこちらの記事で解説しています↓