こんにちは。ニューヨーク州立大学に正規留学しているReiです。
私は先月バハマを約2週間旅をしていました。ナッソーに10日、エグズーマ諸島に5日滞在し、その間にたくさんの観光スポットを回りました。
観光スポットについては、こちらの記事にまとめているのでよかったら読んでみてください。
インスタで話題のエグズーマ諸島にある豚さんのビーチや、たくさんのサメがいる桟橋にツアーで行くだけでなく、島に飛行機で行き、レンタカーを借りてエグズーマ本島の観光スポットも周ったのでそちらも合わせて紹介します。
本記事では、
- 豚のビーチに行く方法
- ツアーの内容
- エグズーマ諸島の情報
など実際に行った私がレポートします。豚のビーチに行きたい方や、ナッソー ではなく、エグズーマを検討している方にとってこの記事が役に立てば嬉しいです。
Contents
エグズーマ諸島ってどんなところ?
エグズーマ諸島はバハマで最も美しいと言われており、ナッソーから南東に約100km以上離れています。そのため、個人で行くことは難しく、ツアーで行くのが一般的です。
私はエグズーマ諸島に滞在していたので、そこからツアーに申し込んで豚のビーチなどへ行きました。
ちなみに、バハマの首都はナッソーですが、元々はエグズーマを首都にする予定だったらしいです。エグズーマ周辺の海が浅すぎて大きな港が作れなかったのが変更の理由らしいですが、その海の浅さがエグズーマをより美しく見せています。
世界でもトップレベルの透明度を誇る海
エグズーマは世界でもダントツで綺麗な海を持つ島です。私自身、ダイバーとして世界の海をたくさん見てきましたが、ケタ違いでした。
また、ナッソーに滞在しているときも、地元の方から「エグズーマと比べたらナッソーなんて全然だよ」、「エグズーマは別格」と言われましたがその通りでした、、。
ナッソーの海も正直、日本の宮古島と同じくらい綺麗だったので、エグズーマの海は半端ないです(語彙力)。
海が太陽の光を集めて常に輝いており、瞬きをするだけで色が少し変わるのがわかります。地元の人いわく、色は常に変わっているとのことでした。ただ変わらないのはその美しさです(→いや誰)。
私はあまりの美しさに、運転中に車の窓や、ミラー越しに見るたびに感動し、何度か事故りそうになりました。また、道路があまり整備されていないため穴や岩が多く、海を見ながら走っていた私はそれにハマり2回パンクさせました(人生初)。
エグズーマ島の公道は1本だけ
エグズーマは細長い棒状の島で、端から端まで1本の道しかありません。上で書いた通り、他の道は整備されておらず公道から外れて運転する場合は注意が必要です。
1本道はQueen's Highwayと呼ばれ、端から端まで車で1時間半程度です。街灯や信号もないので、夜は注意が必要です。
島での滞在方法
エグズーマ島は超がつくほどのど田舎ですが、それでも最近はセレブの間で人気が出始め、リゾートっぽい場所がちらほらあります。
(高級)ホテルやビラが一般的な滞在方法だと思いますが、Airbnbも充実しています。私は海沿いにあるAirbnbに宿泊しましたが、比較的安く、wifiや調理器具もあるので快適でした。
ツアーの参加(予約)方法
エグズーマ諸島に行く場合は、ナッソーのあるニュープロビンス島か、エグズーマ諸島から出ているどちらかのツアーに申し込みます。
エグズーマ諸島(ジョージタウン)から行く場合
私のように飛行機でエグズーマ諸島へ行き、ホテルなどを取っている場合はこちらを参考にしてください。
私の知っている限り、エグズーマ諸島から豚さんのビーチに行くツアーは3つありまり、下記がその会社名です。
私が選んだのはExuma Water Toursでツアー名は「Full Day Pig Tour」です。半日バージョンもありますが、絶対に1日のものをオススメします。
後ほど詳しく写真付きでレポートしますが、控えめに言って最高でした。エグズーマ島から行く場合は、ナッソーから行くよりも近いので、船での移動時間が短く、より多くの場所を回ってくれます。
ナッソーから行く場合
バハマへ旅行する方のほとんどはナッソーに滞在するので、こちらが参考になると思います。エグズーマ島にある豚のビーチに行けるツアーは、ナッソーからたくさんの会社が出しています。
アトランティスなどの大きなホテルに泊まっている方は、館内にある観光センターやフロントで、参加したいツアーの情報を手に入れたり、予約の手続きまで行うことができます。
Airbnbに宿泊している方や、事前に予約したい方はトリップアドバイザーや、Googleで「exuma pig tours from nassau」などと検索すればすぐにツアーを見つけることができます。
もし、英語に自信がなく、どうしても日本語で予約をしたいという方は、Pink Pearl Holidaysという日本人が経営している会社で予約することができます。
現地に長く住んでいる、ゆみさんという方が日本語で丁寧に案内してくれるので、海外経験が浅く、英語も不安という方はこちらから予約してください。
また、Pink Pearl Holidaysでは、シャークダイビングやピンクサンドビーチに行けるツアーなど他にもたくさん手配しているのでぜひチェックしてみてください。
豚のビーチツアーを徹底レポート
おまたせました。ここからは私が参加したExuma Water Toursの、豚さんのビーチに行けるツアーの内容を、写真をできる限り使ってお伝えします。
上でも書いた通り、私はエグズーマ諸島に滞在していたので、そこからスタートです。船が出るのは、島の端っこにあるExuma Water Toursなので、私はそこまでレンタカーで行きました。
予約をした方は、バスでホテルの前まで迎えに来てくれます。バスの出発地点は、ジョージタウンにあるExuma Marketです。
出発地: エグズーマ
Exuma Water Toursに集合して出発!
集合場所で、手続きや支払いを終えるとさっそく船に乗り、大海原へ出航です。ボートの大きさは中型で、乗客は約20名くらいで、スタッフは3名いました。
写真では伝わらないかもしれませんが、スピードがめちゃくちゃ早いです。本当に尋常じゃないくらいのスピードでかっ飛ばすので、顔の感覚はしばらくするとなくなります(笑)
船にはトイレも付いているので安心です。飲み物や軽食も常備してあり、スタッフに声をかけると無料でもらえます。
まずはStarfish Bayでヒトデと記念撮影
まず最初に到着したのが、Starfish Bayというヒトデがよくいるポイントです。ここでは、スタッフの人が海へ飛び込み、ヒトデを探して船まで持ってきてくれます。自分で飛び込んで探すのもオッケーです(笑)
写真のように大きなヒトデと、記念撮影ができます。想像以上にデカく、表面はゴツゴツしていて少し痛いので、持つときは慎重に。
自分を含め、大きなヒトデで大盛り上がりな一同でしたが、旅はまだ始まったばかりです。
Private Islands巡り
次は、エグズーマ諸島周辺のプライベートアイランドを移動しながら紹介してくれます。エグズーマはたくさんの島が集まっており、その美しさがゆえに多くのセレブがバケーションで訪れます。
エグズーマ周辺の多くの島は、そのようなセレブに所有されており、船からは敷地内の豪邸や施設などを覗くことができます。スタッフの方は、その島や別荘の値段の情報や、特徴などを教えてくれます。
まだ誰にも所有されていない島もたくさんあるので、いつかはプライベートアイランドを買えるくらいの富豪になりたいです。
また、お気づきかもしれませんが、海の色が場所によって全く違うのも楽しいポイントです。移動中ですが、この海の色なんてヤバくないですか?
おそらくこの日は人生で、1番シャッターを切りました(笑)
自然が作り出した洞窟 Calming Cave
続いて訪れたのが、Calming Caveという洞窟です。洞窟といっても中に続いているようなものではなく、奥へはいけません。
しかし自然の中でゆっくりと形成された天然の洞窟はとても迫力がありました。上陸することはできませんが、船でギリギリまで接近してくれます。
ディズニーのアトラクションに乗っているような気分になり、テンションが上がりました(笑)
カリブ海に沈む飛行機
洞窟のからすぐ近くには、Norman's Cayと呼ばれる場所があり、そこではカリブ海・バハマに沈む飛行機を見ることができます。
とても浅く、水の透明度も高いので船からでもはっきりと見ることができました。私が撮った写真は全く飛行機に見えませんが、、(笑)
上から綺麗に撮れば、こんな感じの神秘的な写真が撮れるようです。先日DJIのドローンを購入したのでですが、まだこの時には持っていなかったのでまたいつかリベンジします。
Thunder Ball Grottoでシュノーケル
ランチ前に訪れたのが、サンダーボールグロットというかなり厳つい名前の場所です。この洞窟は海と繋がっており、船から泳いで行く必要があります。
そのためここへはツアーで行くことしかできず、とても冒険的でワクワクする場所になっています。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
到着すると、スタッフがシュノーケルセットを渡してくれるので、行きたい人はシュノーケルで洞窟まで行くことができます。
洞窟自体も神秘的で魅力的ですが、海の中をのぞいてみるとカラフルな魚も多く、流れも早くないのでシュノーケルを楽しむにも最適なスポットになっています。
待望のランチタイム
シュノーケリング終えて腹ペコでしたが、ここでついに島へ上陸してランチです。豚さんのビーチはこのあと午後から行くらしいです。すぐに会いたい気持ちを抑えつつも、まずは腹ごしらえをして万全の体制で残りのツアーも楽しみます。
ランチはビュッフェスタイルで、かなりガッツリ系のメニューが多く、美味しかったです。他にもメニューやデザートがあったのですが、写真を撮り忘れました、、。
エネルギーもチャージ出来たので、午後からのツアーも本気で遊びます!
絶景サンドバーに寄り道
やっとサメと豚に会える!と思っていましたが、その途中に美しいサンドバーが出来ていたので少し寄り道します。かなり大きなサンドバーで、あたりには他のツアーやセレブっぽい人がボートを停めています。
息を飲むほどの美しさはこのことかと理解できました。エグズーマはどこも綺麗ですが、サンドバー周辺は特に砂の起伏が激しく、その影響で水の色がところどころ違っていてすごく綺麗でした。
こんな景色はなかなか見れないと思い、ずっと見とれていました(笑)また、ドローンを持っていればと思ってしまう瞬間でした、、。
美しすぎてもはやため息しか出ません、、、、。
インスタ映え!Compass Cayでサメに囲まれる
ここCompass Cay(コンパス・ケイ)は、私がずっと訪れたいと思っていたインスタで話題の場所です。写真の通り、サメに囲まれることができる夢のような場所で、インスタグラマーやセレブがよく遊びに来るそうです。
このサメはナースシャークと呼ばれ、人間に滅多に危害を加えないおとなしい性格のサメです。餌付けされており、人間にも慣れているので、一緒に泳ぐことも、触ることもできちゃいます。
こんな感じで一緒に写真も撮れます↓
この島は管理されているので、船から上陸する際は$10をツアー料金とは別に支払う必要があるので、最低限の現金は持っておきましょう。
私のInstagramでは、Compass Cayでの動画も投稿しているので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ついに念願!豚のビーチ!
お待たせしました、、、。やっと泳ぐブタのいる島に到着です。豚のいるこの場所はBig Major Cay(ビッグ・メジャー・ケイ)と呼ばれています。インスタやYoutubeで見た通り、豚が海をさっそうと泳いでいます。
豚の数も思ったよりもずっと多く、船が岸に近づくとエサをもらえると思って泳いで近付いてきます。
まさに豚の楽園です。こんな秘境がバハマのこんな小さな島にあるとは思いませんよね。そしてこの水の色を見てください。ひたすら綺麗で、プールと言われても信じてしまいそうです。
エサを求めてどんどん寄ってきます。観光客が1日にたくさん来るので、人間にも慣れていますね。
いや〜普通に可愛いです。人生で初めてブタを可愛いと思いました。これからテレビでもどんどん特集されて、日本人の間でも行く人が増えそうです。
エイも浅瀬にいる、素晴らしい海です。こんな天国みたいな場所はそうそうありません。
浜辺の方には気持ち良さそうに寝ているブタもいます。豚のパラダイスです。
透き通るほどに美しい海と共に、ずっと会いたかったブタさんの写真を撮れて大満足です。ちなみにエサのニンジンやぶどうなどはツアーのスタッフさんが用意してくれています。
最後はイグアナの島!
ツアーの最後はイグアナで締めくくります。イグアナが住み着いたことから、イグアナの島という名前で呼ばれています。日本では絶対に出会えないようなサイズのイグアナがゴロゴロといるこの島も、また圧巻です。
ブタさん同様、こちらのイグアナも人慣れしているので、エサやり、また近くで一緒に写真撮影をすることができます。
こんな感じで長いようで短いツアーがあっという間に終わってしまいました。この旅は控えめに言って「最高」でした。
エグズーマ諸島のオススメ観光スポット【おまけ】
最後にエグズーマ諸島のオススメ観光スポットを軽く紹介します。こちらで紹介する場所は、ナッソーからジョージタウン行きの飛行機に乗ってエグズーマ諸島に滞在する方向けです。
Tropic of Cancer Beach | トロピック・オブ・キャンサー・ビーチ
こちらのビーチは、エグズーマ諸島で最も有名で綺麗なビーチです。その人気さから、あまり観光客に会うことがないエグズーマでもここに来ると、たくさんの人で賑わっています。
透明度も抜群なので、シュノーケルにも最適です。また、ビーチも広く白い砂浜も美しいので、のんびりと過ごすにもよい場所です。
それにしても、この輝き伝わりますかね?実際は海がもっとキラキラ光っており、本当に美しいです。
Santanna's Bar & Grill | レストラン・サンタナ
こちらはエグズーマで最も人気があるレストランです。空港からは車で45分くらいで行くことができます。南国のようなオシャレな雰囲気があり、目の前にはキラキラに輝く青いカリブ海が広がっています。
値段もお手頃で、昼ですが贅沢に目玉のロブスターを注文しました。
この景色と共に食べるロブスターと、ファンタオレンジは反則でした。この景色だけで白米を食べれるくらいです。料理も本当に美味しくて、文句の付け所がありません。
食べ終えて帰ろうとすると、子供を連れたアメリカ人の女性に「Are you from Japan?」と声をかけられ、話してすぐに意気投合してしまいました。
聞くところによると、カリフォルニアから仕事の関係で、日本に数年間住んでいた経験があり、自分を見てすぐに日本人だとわかったと、こんなところで1人で遊んでいる私に声をかけてくれました(笑)
このサイトのことや、ビジネスを勉強しているなど軽く自己紹介をすると、起業家の夫にも会わせたいと呼んでくれ、更に話は盛り上がり、この家族と一気に仲良くなりました。
その時の写真↓
ちなみに、エグズーマに移住した理由を訪ねたところ、やはりこの海の綺麗さとのこと(羨ましい!)。お互いに連絡先を交換し、次は東京かアメリカで会おう!と約束しバイバイしました。
小さな島で、こんなに素敵な出会いがあるなんて、やはり旅はやめられません。
Salt Beacon | 塩の塔
Salt Beaconは、Williams Town(ウィリアムズ・タウン)に位置しており、上で紹介したレストランからかなり近いです。階段で登ることができ、塔のある場所まで登ると、美しいエグズーマの海を一望できます。
ちなみに、塩の塔という名前の由来については、この場所で塩を生産しているため、その収穫を祝うために建てられたためです。エグズーマは塩が有名で、シェフの間でも人気だそう。
George Twon | ジョージタウン
エグズーマで最も栄えているのはここジョージタウンです。ジョージタウンは、島の中心部にあり、ビクトリア湖沿いにスーパーマーケット、教会、ガソリンスタンドなど、生活で必要なものが集結しています。
ジョージタウンにはExuma Marketというスーパーがあり、ここで島のものは基本的になんでも手に入ります。私が驚いたのは、ロブスターも売っており、なんと1尾$10程だったので3尾即買いしました。
買ったロブスターは宿泊先のAirbnbの調理器具を使って、料理しました。夜道では、大きなカニを2匹見つけ、一緒に食べようと捕まえました(結構デカイ)。インスタのストーリーにその一部始終を載せています。
調理したロブスターと捕まえたカニはこんな感じです↓
スーパーでは味付けのために、バターも一緒に買ったのですがこれが最高に美味しかったです。ロブスターの身も大きく、プリプリでレストランで食べるより断然美味かったです(しかも安い)。
こんなにたらふくロブスターを食べれて、幸せでした。捕まえたカニも美味しくいただきました。この晩餐を持ってエグズーマの滞在は終了で、ナッソーへ飛行機へ戻ります。
エグズーマ最高。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、エグズーマ島のブタさんに会えるツアーを徹底レポートし、おまけでエグズーマ諸島の観光スポットも紹介しました。
この記事を読んで、楽園バハマに行きたくなったのではないでしょうか?(笑)
バハマはハワイやグアムと違って日本人はほとんどいませんが、ブタのビーチのような他ではできないユニークな経験ができる夢のような場所でした。
これから更に人気になること間違いなしのバハマ、一足先に遊びに行ってはいかがでしょうか?ため息の出るほど美しい海を独り占めできる最高のチャンスです。
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